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【0~3歳】どうして絵本が嫌いなの?親子で絵本を楽しむコツやおすすめの絵本

この記事を書いた人

アリサ アリサ

アリサ

  • 幼稚園教諭
  • 保育士

保育現場で約10年間働いていました。

1歳児~5歳児のクラス担任、障がい児加配の経験があります。

現在は、2歳と5歳のパワフルな息子たちの子育てに奮闘するかたわら、WEBライターとして活動中です。

一筋縄にはいかない子育ての中で、保護者の皆様の心が少しでも軽くなる情報を発信していきたいと考えています。

好きなものは絵本、読書、お花、柴犬です!

「子どもと一緒に絵本を楽しみたいけど、最後まで聞いてくれない

「絵本を破いたり、読まずにどんどんめくってしまう」「絵本が嫌いな子どもに、好きになってもらいたい」

そんなお悩みをお持ちの方へ、子どもが絵本を嫌がる理由や絵本を楽しむコツ、0~3歳頃のお子さまにおすすめの絵本を紹介しています。

子どもが絵本を嫌いになる原因だけでなく、親子で楽しく絵本に親しむことができるような具体的な対策をまとめました。
ぜひ、お子さまと一緒に楽な気持ちで、絵本を楽しめるヒントを見つけてくださいね。

 

目次

 

1.子どもが絵本を嫌がる、興味を持たない理由とは?

子どもが絵本を嫌がったり、興味を持たなかったりするのには、いくつか理由があります。

また、親目線では絵本に興味がないように見えても、実はお子さんからすると絵本に興味を持っている場合もあるのです。

まずは、子どもが絵本に興味があるのかを判断するポイントや子どもが絵本を嫌がる理由についてご紹介します。

 

1-1.本当に絵本が嫌いなの?簡単チェックポイント

子どもの性格や興味が十人十色であるように、絵本の楽しみ方も十人十色です。

こんな姿が見られたら、お子さんなりに絵本に興味を持っていると言えます。参考にしてみてくださいね。

・図鑑や絵だけの本なら見る、逆に絵に興味はないが話の内容を楽しんでいる
特定の絵本やページであれば集中して見ることができる
絵を楽しみながら、ページを次々めくっている

親目線だと、「絵本は絵だけでなく内容も楽しんでほしい」、「最初から最後まで聞いてほしい」という思いがあるかもしれません。

しかし、描かれている絵をじっと見たり、絵だけの絵本を見たりするのも、お子さんが絵本に興味を持っている証拠です。

上記のような姿が見られない場合、考えられる原因をこのあとご紹介しますね。

 

1-2.発達と絵本が合っていない

お子さんが絵本に興味を示さない理由の一つとして、お子さんの発達段階と絵本が合っていないことが考えられます。
自分には理解が難しい絵本や逆に単調すぎる絵本だと、興味が持ちにくいのは大人も一緒ですよね。

0歳から1歳頃の子どもは、視力の発達が未熟なため、形や色がはっきりした絵本を好みます。

また、「ころころ」などの繰り返しの言葉や擬音の使われたリズミカルな言葉も大好きです。

 

2歳頃になると、身の回りのことに興味を持ち、何でも自分でしたい時期がやってきます。

そのため、食事や排泄、睡眠など日常に沿った内容のものだと、子どもの実生活や感情と結び付き、興味を持ちやすくなります。

また、次第に簡単なストーリーのある絵本も楽しめるようになります。

 

3歳頃はさらに言葉の数が増え、想像力も豊かになります。

園生活が始まる子どもが多いため、人間関係も広がり、今まで以上にいろいろな感情を味わうようになるでしょう。

だからこそ、登場人物に感情移入できるようになり、本格的にストーリーのある絵本も楽しめるようになる頃です。

また、「なんで?」「どうして?」と身の回りのことに疑問を持つ時期でもあるため、「電車」や「虫」など特定の分野に興味を示す子どもも出てくるでしょう。

しかし、これはあくまで目安であり、子どもの発達や興味は一人ひとり違います。「〇歳向け」と呼ばれる絵本が必ずしも合うわけではありません。

今のお子さんの姿を見つめ、対象年齢をあまり気にしすぎずに、「対象年齢前後」の絵本を広く選んでみるのがおすすめです。

また、お子さんによっては、目で見たものを理解する力や耳で聞いた言葉からイメージを膨らませる力の発達がゆっくり、あるいは苦手な場合もあります。

そのような場合には、まずはお子さんの興味のある絵本を選ぶことを大切にしたり、お話のある絵本にこだわらず絵がメインの絵本を選んだりすると良いでしょう。

 

1-3.興味が移りやすい

子どもが一つのことに集中できる時間は「年齢+1分」程度だと言われています。

例えば、0歳だと数十秒から1分、1歳だと1~2分となります。思ったより短いと思った方が多いのではないでしょうか。

絵本を読んでいる最中に、お子さんが違う遊びをしたり、その場から離れたりする場合には、集中力が切れてしまっているのかもしれません。
今読んでいる絵本より短いものや言葉が少ない絵本を選んでみるのがおすすめです。

また、絵本を読む環境を整えることで、お子さんの興味が絵本に向きやすくなります。
そのため、テレビや音楽は消し、人の動きがない、静かで落ち着いた環境を作ると良いでしょう。

 

1-4.ページをめくったり、紙を破ったりすることが楽しい

絵本のページを次々とめくってしまうお子さんは、ページをめくる感触や音、次々と変わる絵の変化を楽しんでいる可能性があります。

0~3歳向けの絵本は大きく、カラフルな絵が描かれていることが多く、子どもの興味を惹きつけます。

「この子は今、ページをめくることが楽しいんだな」と思って、気が済むまでページをめくらせてあげると良いでしょう。

次々とページをめくっていくうちに、お気に入りの場面や絵に出会うかもしれませんね。

 

また、絵本を破く行為は、紙を破る感触や音が楽しいのかもしれません。

3歳頃は指先の感覚がますます発達する時期です。

さわる、つかむ、破るなどの行為は、脳に刺激を与え集中力や想像力の発達にもつながります。

とはいえ、せっかく買った絵本が破かれてしまうと悲しい気持ちになりますよね。

「絵本は、ビリビリされたら痛いよ。大事だよ」と、絵本は破るものではないことを、子どもに分かる言葉で繰り返し伝えましょう

そして、「こっちの紙ならビリビリしていいよ」と、破いてもよい紙や新聞紙などを渡し、子どもの気持ちを満たすのがおすすめです。

 

2.絵本嫌いを絵本好きに!親子で絵本を楽しむコツ

絵本を読む親子

絵本の楽しみ方に決まりはありません。

絵本嫌いのお子さんでも、親子で絵本を楽しめるヒントを「絵本の読み聞かせ」と「絵本を楽しむ環境づくり」の2つの観点でご紹介します。

 

2-1.絵本の読み聞かせを工夫してみよう

お子さんに絵本を読み聞かせするときの3つのポイントをご紹介します。

 

静かな環境を作る

先ほど述べましたが、子どもが集中できる時間は限られています。

静かで、不要なものが目に入らない場所を選んで、集中しやすい環境を作り、絵本の時間を楽しめるようにしてみてください。

それでも、読み聞かせの最中で子どもが違う話をしてきたり、その場を離れようとしたりすることがありますよね。

そんなときは、お子さんを絵本の中に登場にさせたり、絵本にお子さんを参加させたりすると、お子さんが絵本の内容に興味を持つきっかけになります。

 

★早速チャレンジ★

・登場人物を子どもに置き換えてみましょう

・「○○ちゃんはどれがいい?」と問いかけてみましょう

・絵本の中のシーンを真似してみましょう(例:一緒に食べる真似をする)

 

読み聞かせをする時間を毎日作る

毎日、読み聞かせをする時間を作りましょう。

できれば同じ時間で固定をすると、お子さんも「この時間は絵本の時間なんだな」と、見通しが持てるようになります。

昼寝前や就寝前は、落ち着いた雰囲気の中で読めるのでおすすめです。

毎日同じ時間に読むのが難しいという方は、落ち着いて読めるタイミングであればバラバラの時間でも構いません。

でも、お子さんの気分によっては絵本を読みたくない日もあるかもしれません。

そんな日には、一冊全てを読まなくても、「表紙だけ」、「お気に入りのページだけ」、「5分だけ」でも、大丈夫ですよ。

 

子どもの興味に合った絵本を読む

お子さんの興味に合わせた絵本を用意しましょう。乗り物や食べ物、動物やキャラクターのものなど、お子さんの好きな内容の絵本なら、興味を持ちやすくなります。

しかし、お子さんがどんなものが好きか分からないという方もいらっしゃるかと思います。

そんなときには、書店や図書館に行って一緒に絵本を選んでみるのもおすすめです。

今まで知らなかったお子さんの好きなものが見つかったり、新しい絵本に出会ったりするかもしれませんよ。

実際に筆者も、子ども2人と一緒に書店や図書館によく出かけます。親目線ではなく、子ども目線で選ぶ絵本はとても新鮮で、発見も多いです。

 

できそうなものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

2-2.子どもにあわせた環境づくりをしてみよう

絵本を読む瞬間だけでなく、普段から絵本を楽しめるような環境を作っておくことで、絵本との距離がぐっと縮まります。

 

子どもが手に取りやすい場所に絵本を置いておく

お子さんがいつでも自由に絵本を手に取れるようにしておくと、絵本との距離がぐっと縮まります。

お子さんが「絵本を読みたい」と思った瞬間を逃すことがないのもメリットです。

お子さんが視覚的に気になる絵本を選びやすいように、表紙を見せて収納できるタイプの絵本棚がおすすめですよ。

絵本が手に取りやすく片付けもしやすいので、低月齢のお子さんにぴったりです。

 

いろいろな種類の絵本を用意する

絵本と一口に言っても、いろいろな種類があります。

・めくって楽しい仕掛け絵本
・感触や音が面白い布絵本
・歌や効果音などが流れる絵本
・自由に貼れるシール絵本

など、バリエーションが豊かです。

例えば、ページを次々とめくってしまうお子さんには、仕掛け絵本がおすすめです。

仕掛けを一つずつ楽しむことで、絵本をじっくりと楽しめることもありますよ。

絵本を破ってしまうお子さんには、破れない布絵本やページの固いボードブックがあると、破ることができないため、絵本の内容に集中できるかもしれません。

物語の絵本だけに限らず、いろいろな種類の遊び方ができる絵本を用意しておくことで、絵本の楽しみ方が広がるでしょう。

 

図書館などのお話会に参加してみる

地域の図書館や支援センターなどのお話会に参加するのも一つの方法です。

保護者以外の人が読む絵本を聞くことは、お子さんにとっても新鮮で、楽しい時間となるでしょう。

また、保護者にとっても、人の読み聞かせを見たり聞いたりすることで、「この絵本は子どもの反応がいいな」、「読み方を真似してみようかな」など、新たな発見があるかもしれません。

 

3.0~3歳|絵本嫌いの子でも楽しめる!発達に合わせたおすすめ絵本

続いては、年齢別におすすめの絵本をご紹介します。

実際の年齢より下の子ども向けの絵本を読んだり、逆に上の子ども向けの絵本を読んだりしても大丈夫ですよ。

大切なのは、絵本を楽しむことです。

実際に、我が家の2歳と5歳の子どもたちは、赤ちゃんの頃に読んでいた絵本が今もお気に入りです。

また、兄が読んでいる絵本を弟も一緒に楽しんだりしています。あくまで、おすすめの年齢は目安です。お子さんの姿に合わせて、柔軟に選んでくださいね。

 

・0~1歳におすすめの絵本

・2~3歳におすすめの絵本

 

3-1.0~1歳におすすめの絵本

1.まるてんいろてん(作・絵/中辻悦子)

大きさと色が違う丸たちが、ページをめくるごとに変化していくのが楽しい絵本です。

言葉もリズミカルなので、大人も読みやすく、何度も読んだ私は今でも暗唱できるほどに。

今にも画面を飛び出してきそうな動きのある丸たちが面白いです。

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2.ぶーぶーぶー(作/小風さち 絵/わきさかかつじ)

乗り物好きのお子さんにおすすめの絵本です。

「ぶーぶー」や「ぷっぷっ」など、子どもも発音しやすい音で描かれているため、園では「ぶーぶー」と子どもたちが大合唱していました。

>>「ぶーぶーぶー」Amazon販売ページ

 

3.がたんごとんがたんごとん(作・絵/安西水丸)

乗り物好きのお子さんにおすすめの絵本です。

「ぶーぶー」や「ぷっぷっ」など、子どもも発音しやすい音で描かれているため、園では「ぶーぶー」と子どもたちが大合唱していました。

>>「がたんごとんがたんごとん」Amazon販売ページ

 

4.しましまぐるぐる しかけいっぱいかくれんぼ(作・絵/かしわらあきお)

大きな布絵本です。

めくったり、握ったりといろいろな動きができるので子どもが飽きにくく、感触も楽しいのが特徴です。

汚れても手洗いできるのも嬉しいですね。我が家ではお出かけ先や車の中でも遊んでいました。

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5.はじめてずかん これ、な~に?650

0歳から1歳のお子さまにぴったりな図鑑です。

我が子のはじめての図鑑はこちらでした。

動物や乗り物、食べ物から、身の回りのものまで、身近なものが網羅されているところと、全てフルカラーの写真であるところが気に入っています。

5歳になった今でも見ている図鑑です。

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6.たのしいにこにこおうたえほん

押すだけでいろいろな歌が流れる絵本です。

有名な歌ばかりなので、お子さんと一緒に長く楽しむことができますよ。

音量調節もでき、カラオケもついていて便利です。

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3-2.2~3歳におすすめの絵本

1.しろくまちゃんのホットケーキ (作・絵/わかやまけん)

しろくまちゃんが絵本を作る様子が描かれた絵本です。

園でもとても人気で、特に、ホットケーキが焼けるまでのシーンは子どもたちが目を輝かせて見ていました。

「ぽたぁん」、「ぷつぷつ」など、焼けるまでの様子を表した擬音語も楽しいです。

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2.おべんとうバス(作・絵/真珠まりこ)

お弁当の具材たちが名前を呼ばれて返事をする、繰り返しが楽しい絵本です。

流れで子どもの名前を呼ぶと「はーい!」と元気な返事を聞かせてくれます。

お弁当が完成すると、一緒に食べる真似をするまでが我が家の定番です。

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3.きんぎょがにげた(作・絵/五味太郎)

水槽から逃げ出したきんぎょを探す絵本です。

うまく隠れたきんぎょを見つけたときの子どもたちの嬉しそうな顔がかわいいので、ぜひ一緒に楽しんでもらいたい絵本です。

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4.かおかおどんなかお(作・絵/柳原良平)

はっきり大きく分かりやすく描かれた顔が、次々に表情を変えていきます。

人にはいろいろな感情があるのを知ることができて、面白いです。

我が子は「怒った顔」、「泣いた顔」など、出てきた顔の真似をするのを楽しんでいました。

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5.カンカンカンでんしゃがくるよ(作・絵:/津田光郎)

タイトル通り、電車が登場するこちらの絵本。

電車が好きな子どもはもちろんですが、普段電車に興味がない子どもからも人気があるのがこの絵本でした。

繰り返しのあるストーリーと、出てくる動物たちが楽しい絵本です。

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6.ころりん・ぱ!(作・絵/ひらぎみつえ)

わっかのころりんを指でなぞって、いろいろなコースを動かす絵本です。

我が子のお気に入りで、動かすのが楽しく、何度も挑戦しています。

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7.はっけんずかん どうぶつ 改訂版

仕掛けがたくさん隠された図鑑です。

めくるのが楽しくて、最初に買った2歳の頃から5歳になった今も、ずっと楽しんでいる絵本です。

どうぶつのほかに、でんしゃやたべもの、しょくぶつなどいろいろな種類があるので、好みに合わせて選ぶことができますよ。

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4.絵本嫌いの原因になる?NG行動リスト

子どもが絵本を好きになってくれたら嬉しいですよね。
しかし、その思いが強いあまり、逆効果になってしまうことがあります。
ついついやってしまいがちなNG行動をまとめました。

 

4-1.最後まで聞かせようとする

子どもの集中が切れて、途中で違う遊びをしようとしたときに「最後まで見よう」、「まだ絵本が終わってないよ」などと言ってしまったことはありませんか?

先ほども触れたように、子どもが集中できる時間は大人が思っているよりもずっと短いのです。

そんな中で、無理に最後まで話を聞かされても、絵本の内容は頭に入ってきません。

 

絵本の時間が「我慢して最後まで聞いた」と記憶されると、途端に楽しくないものになってしまいます。

 

子どもが別の遊びをしようとしたら、「じゃあ、今日はこれでおしまい。また今度読もうね」と、絵本の時間を終えましょう。

 

4-2.絵本を読むことを強要する

絵本を無理に読ませようとしていませんか?

絵本の時間が苦痛になってしまっては、絵本を好きになるどころか逆に嫌いになってしまう原因になります。

大人にも「今日はちょっとやりたくないな」なんて気分の日がありますよね。子どもも同じです。

絵本に誘っても、子どもが拒否したときには「今日は絵本の気分じゃないんだな」くらいに捉え、無理に読むのはやめましょう。

また、お子さんが興味のあるときに読めば大丈夫ですよ。

 

4-3.子どもの楽しみ方を否定する

大人からすると「読み方が違う!」、「なんでそんな読み方をするんだろう?」と不思議に思うことがあるかもしれませんが、絵本の読み方に正解や不正解はありません。

大人だって、自分なりに楽しんでいるときに否定されると、悲しい気持ちになりますよね。

子どもが、子どもなりに絵本を楽しんでいるときは、そっと見守ったり、楽しさに共感したりしましょう。

子どもは「大好きなママやパパに分かってもらえた」と嬉しい気持ちになり、より絵本の楽しさに気づくことでしょう。

子どもの発想は大人が思っているよりもずっと柔軟で、驚かされることもあります。

生活のどんな場面にでも言えることですが、絵本の楽しみ方も、子どもの数だけあるのです。

 

4-4.読み聞かせの効果を期待しすぎる

これを見てくださっている保護者の方の多くは、どこかで「絵本を読むことで得られる良い効果」について触れたことがあるのではないでしょうか?

確かに、絵本が子どもに与える影響は大きく、様々な力を伸ばすきっかけになります。

しかし、「語彙が増えてほしい」、「想像力が豊かになってほしい」など、読み聞かせの効果を期待しすぎてしまうと、毎日の絵本の時間が親にとっても子どもにとっても責任が重くなり、楽しめなくなる可能性があります。

絵本から得られる効果はもちろんありますが、それ以前にまずは「絵本を楽しむこと」が大切です。

楽しく絵本を読むことこそが様々な力を培うベースとなりますよ。

 

5.絵本の楽しみ方は十人十色。絵本の時間を親子でゆったりと楽しもう

子どもが絵本を嫌いになる理由と、絵本を楽しむコツ、そして年齢別のおすすめ絵本についてご紹介しました。

親としては「絵本が好きになってほしい」と思いますよね。
何度も伝えますが、大切なのは「絵本を自由に楽しむこと」です。

「どうして絵本が嫌いなんだろう」、「毎日読まないといけない」と思うと、親子共に絵本の時間が苦痛になってしまいますよね。
子どもの姿は日々移り変わるもので、今日は興味がなかったものも、明日になれば興味を示すことがあります。

絵本を読みたくない気分の日には「そんな日もあるよね」と、肩の力を抜いて、また明日挑戦すれば大丈夫です。

一人として同じ性格の子どもはいないので、絵本も子どもによって得意不得意があります。

お子さんに合った絵本や楽しみ方が見つけられるといいですね。

親子のコミュニケーションの一つとして、絵本の時間を楽しんでみてくださいね。

 

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