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【3歳~5歳】国旗を覚えてみよう!子どもが楽しく学べるコツや覚え方を紹介

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山科ケイティ 山科ケイティ

山科ケイティ

  • 保育士

台湾の国際幼稚園で日本語教師を9年務める。

帰国後はインターナショナルプリスクールで保育士をしながら、英語で保育をするベビーシッター、ライターとしても活動中。

保育士歴9年目。SNSでは保育に役立つイラストも発信しています。

「国旗を覚えて何か役に立つの?」

「どうやってたくさんある国旗を覚えさせるの?」

「覚えさせるなら早い方がいい?」

本屋やおもちゃ屋で国旗の商品を見かけることも多いですが、用途や効率的な使い方がわからなくてお困りではありませんか?

この記事では3〜5歳のお子さまが、国旗を覚えるメリットやコツ、「できる」体験を増やして自己肯定感を高めるポイントについてご紹介しています。

最後に国旗を効果的に覚えられるおすすめアイテムもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

 

1.国旗を覚えるメリット5つ

街中やテレビなどで国旗を見かける機会は多く、子どもが国旗に興味を持ったり好きになったりするきっかけになることもありますよね。

実際国旗を覚えなくても実生活に影響はありませんが、国旗を覚えると得られるうれしいメリットを5つご紹介します。

 

1-1.頭の体操、柔軟性を育てる

国旗を覚えることは、頭の体操や柔軟性を育てることにもつながります。

外務省の令和5年3月のデータによると、日本が承認している世界の国は196カ国です。

それぞれの国に国旗があり、非独立国を合わせると200以上の国旗が存在しています。

国旗には同じ色でもデザインの異なるものや、同じデザインでも色が異なるものがあります。

たとえば青、白、赤の組合わせで見るとフランスなら縦線、オランダなら横線と区別ができます。

このように、似たような色やデザインでもよく見れば異なる国旗を系統立てて覚えることで、頭の体操や柔軟性を育てることにつながるのです。

 

1-2.世界に興味を持つきっかけに

国旗に親しんでいくうちに、子どもは世界にはたくさんの国や地域があると認識していきます。

「この国の名前おもしろいな」「鳥の絵が描いてあるこの国は、どこにあるんだろう?」「ここではどんなご飯を食べるんだろう?」

興味がわいてくると、子どもたちの探究心は止まらないですよね。

子どもたちからこのような質問が出たら、自分で調べさせたり、保護者と一緒に調べてみると知識にもなるだけでなく、世界に興味を持つきっかけにもなります。

 

1-3.集中力がアップする

細部まで国旗の模様を確認したり、似ている色や図形を比較したりして観察しているうちに、集中力が養われていきます。

子どもの集中力は幼児で年齢+1分、小学生でも15分程度が限界だといわれています。

国旗を使ってゲーム感覚で楽しめれば、集中の持続時間が短いお子さんも次第に集中できる時間が長くなるでしょう。

国旗を覚えるときはテレビを消したり、机の上にほかの物を置かないようにしたりして集中しやすい環境を作るとより良いですね!

 

1-4.覚えられたことで自信がつく

「できる」ことが増えるとうれしいですよね。

国旗で遊ぶうちに覚えたことが自信につながり、成功体験を重ねていくと自己肯定感も高まっていきます

やればできることがわかると、学ぶモチベーションになり、自分でどんどん探求するようになります。

また好きなことや遊びを通して非認知能力も育っていきます。

非認知能力とはテストなど数値化できる認知能力ではなく、取り組む意欲や忍耐力、失敗から学ぶ力、協調性、創造力など数値では評価できない内面的な能力です。

1日ひとつなど無理のないペースでもいいので、子どもをよく観察して、今日できたことをほめてあげましょう。

 

1-5.小学校の学習内容につながる

文部科学省の小学校の学習指導要領に国旗が登場するのは5年生です。

世界の主な大陸と海洋、主な国の名称と位置、我が国の位置と領土という内容で地図や地球儀、資料などを活用して調べます。

その際、日本や諸外国には国旗があることを理解し、尊重する態度を育てることを目的としています。

少し先の話かもしれませんが、事前に国旗をきっかけに世界に興味を持っていたり、知識があったりすればスムーズに学習へとつなげることができるでしょう。

 

2. 国旗を覚えるコツ5つ

親子

せっかく国旗に興味を持ったのに、「お勉強」という感じが強くなるとつまらなくなってしまいますよね。

ここでは子どもが楽しい気持ちを持続させながら国旗を覚えるコツを5つご紹介します。

 

2-1.環境や声掛けを工夫する

もしお子さんに国旗を覚えてもらいたいと思っている場合は、次のように環境や声掛けを工夫してみましょう。

・国旗や国旗付き世界地図のポスターを貼る
・地球儀を置く
・身近な国の話題の流れで、国旗を紹介する
・テレビや外出時に国旗を見つけたら話題にする
・スポーツの国際試合で国旗に注目する

お子さんから自然と興味を持ってきた場合も、なるべく話題にしたり、問いかけたりしながら興味が持続するよう工夫できると良いですね。

 

2-2.色や形でグループ分けして遊ぶ

国旗の色や図形に注目して、同じグループに分けて遊ぶのもひとつの方法です。

星を使用しているグループや3色のグループ、動物の描かれているグループなど、子どもの好きなようにグループ分けしてみましょう。

同じグループでも色や配置が違っていて、新しい発見があるでしょう。観察する力のほか、分類、整理する力もつきますよ。

英語学習を始めたばかりのお子さんにも、国旗はおすすめの教材です。

色や形、動物の英単語は子どもたちが覚えやすいため、だいたい最初のころに学びます。

筆者の勤めているインターナショナルプリスクールでも、国旗に触れる機会があるときには「これは何色?なんの形?」「いくつ星が見つかった?」などを英語で問いかけながら遊んでいます。

 

2-3.レベル別に覚えさせる

国旗を覚えるとき、つまずくポイントのひとつが国名の難しさでしょう。大人でもなかなか覚えられないような長い名前もありますよね。

「わからない」と感じると、途端につまらなくなって、やる気も失われてしまうでしょう。

あらかじめ国旗のレベルを分け順番に取り組む方法も、達成感を得られやすいです。

レベル分けのアイデアは、次の通りです。

・短い名前
・発音しやすい
・難しい漢字が入っていない、読みやすい名前
・すでに知っている
・身近な国の名前

ゲームをクリアしていくような感覚でできるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

2-4. クイズを作ってみる

ある程度国旗を覚えてきたら、クイズを作ってみるのもおすすめです。

レベル別にいくつか用意できると、ワクワク感や挑戦する気持ちを維持しながら取り組めるでしょう。

筆者のスクールでも実際に行っているクイズをご紹介します。

・「かるた」

色や図形のヒントを頼りに、国旗を見つける「かるた」遊びです。まだ国名を覚えていなくても参加できるので、みんなで楽しむことができます。

・「3ヒントクイズ」

3つのヒントを頼りに国名を当てるクイズです。

たとえば、

「上の色は黒」
「真ん中は赤」
「下は黄色」

途中でわかったら、答えても大丈夫です。クイズ番組をやっているような感じで、盛り上げてみてください。

 

2-5.無理やり覚えさせない

どうしても保護者の「覚えてもらいたい」気持ちが強くなると焦ってしまい、気分が乗っていないのに無理やり国旗で遊ぶ時間にしてしまうこともありますよね。

国旗に限ったことではありませんが、子どもにとって無理やり「やらされている」時間は苦痛になり、かえって苦手意識が芽生えたりしてしまい、逆効果です。

気分が乗っていなかったり、飽きている場合はパッと別の遊びに切り替えることが大切です。

 

3.楽しく国旗を覚えられる!おすすめアイテム5つ

ここまで国旗を覚えるメリットやコツをご紹介しましたが、実際に国旗を覚えるときにあると便利な、効果が期待できる5つのアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  1. 絵本やカード
  2. パズル
  3. ぬりえ
  4. 動画やアプリ
  5. 地球儀

 

3-1.絵本やカード

1.完全版 こっきのえほん

 

本を開くと国旗が目に飛び込んでくる、インパクト大の絵本です。1ページにひとつ国旗が紹介されています。

小さい国旗だとよくわからない絵柄も細部まで見えるので、新しい発見があるかもしれません。
それぞれ国旗のデザインの意味や首都、人口、おもな言語などの情報も掲載されています。

 

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>>戸田デザイン研究室 公式サイト

 

2.そんなわけで国旗つくっちゃいました

 

国旗の形や国の名前を覚えてもまだまだ国旗への興味があるお子さんには国旗の成り立ちを紹介している図鑑がおすすめです。

オリンピック参加の208の国と地域の国旗がのっています。

各国の国旗をどうやって、なんで「つくっちゃった」かという興味深いエピソードでちょっとした知識や雑学を学べます。

大人でも「なるほど、知らなかった」となるエピソードが満載で、子どもと一緒に学べますよ。

 

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>>主婦の友社 公式サイト

 

3.世界の国旗カード 1集

 

公文の国旗カードです。カードタイプは持ち運びも簡単で、1人でも数人でも遊べるメリットがあります。

オモテは国旗のみで、色や形を識別しやすくなっています。ウラは正式国名や首都、所在地図などの情報で知識を得ることもできます。

カタカナや漢字が読めなくても全てふりがながついているので、ひらがなが読めるようになったら1人でもカード遊びができるようになります。

 

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3-2.パズル

1.エポック(EPOCH) 25-227世界の国旗大図鑑

 

63ピースの国旗パズルです。同じ色や配置、図形などに注目しながら進めていきましょう。

年齢が小さい場合、慣れるまでは「赤と青が入っているピースあるかな?」などヒントを出しながらガイドしていくと楽しみながら遊べますよ。

注意深く探していると、自然に国名も目に入り、気づいたら覚えているということもあります。

 

>>エポック(EPOCH) 25-227世界の国旗大図鑑

>>EPOCH社 公式サイト

 

2.ロジカル国旗パズル

 

ヒントから正しい位置を導き出すことで論理的思考力を鍛えることができるパズルです。
パズルで遊びながら、似ている国旗を見つけたり、国旗を覚えたり。

大人も考えてしまう問題もあるので、子どもと一緒に頭の体操として取り入れてみるのもいいですね。

 

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3-3.ぬりえ

1.世界の国旗

世界196ヵ国の国旗ぬりえを無料でダウンロードができます。

国旗を選ぶとイラストACサイトにいくので、JPEG形式でダウンロードして、印刷します。

1枚にふたつの国旗が描かれているので、毎日少しずつ色塗りをしていけば、最後にオリジナルの国旗の絵本を作ることもできますね。

何も見ないで色塗りして、記憶力クイズをしても楽しいでしょう。アイデア次第で色々な使い方ができるのでおすすめです。

 

>>世界の国旗

 

3-4.動画やアプリ

1.みんなの国旗カード図鑑

国旗カードがひとつずつ表示されて、タップをすると裏側の国情報が読むことができます。

タップするごとに日本語と英語の音声で国名を確認できて、1人でも取り組みやすいですアプリです。

 

>>App store

 

2.みんなの国旗クイズ – 遊ぶ知育シリーズ

レベル別の国旗を選ぶ4択クイズです。やさしい問題は無料で遊べますが、それ以上のレベルと国旗一覧は課金するシステムです。

お子さんが文字を読めるようになってきたタイミングで、力試しに使ってみても良いかもしれません。

 

>>App store

>>google play store

 

3.国旗クイズ20問 レベル1

【Educational Quiz】エデュケーショナル クイズチャンネルの国旗クイズです。

ひとつずつ国旗が出てきます。

フリガナのない日本語表記と英語表記に合わせて、子どもの声で国名を読んでいるので、まだ文字が読めなくても楽しめるクイズです。

レベルは1から12まであるので、少しずつ挑戦できますよ。

 

3-5.地球儀

1.知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀

 

地球儀で国を探すとき、なかなかすぐに見つけられなくてつまらなくなったり、あきらめたりしたことはありませんか?

「知らない国がすぐに見つかる」地球儀は50音索引と色分け地図で、子どもが自分で見つけられる工夫がされています。

自分でできたことの達成感を得ながら、どんどん自分で調べてみようという意欲にもつながっていきます。

 

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4.楽しみながら国旗を覚えよう!

国旗を覚えると頭の体操になったり、世界に興味を持つきっかけになったりするメリットがあります。

ポイントは無理やり覚えさせようとせず、ポスターや絵本、地球儀、クイズなどで、ワクワクする気持ちを保ちながら続けることです。

全ての国旗を覚えられなかったり途中で飽きてしまったりしても問題ありません。

小学校5年生になれば授業で取り扱うので、その時からでも十分です。焦らず楽しみながら国旗に触れてみてくださいね。

 

・非認知能力がどうして大事なの?効果は?

・情報を知ることがどうして大切なの?

こちらで詳しく解説中です!

 

主な参考文献
文部科学省 学習指導要領「生きる力」

 

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