ハロウィンは英語に親しもう！～おすすめ英語絵本やゲームを保育英語講師が紹介～
近年、急速に広がりを見せているハロウィン。
お子さんが英語を習い始めた方、おうち英語に取り組み始めた方など、ハロウィンを以前より身近に感じる機会が増えているのではないでしょうか？
そんな中で、「何かおうちで一緒に取り組めないか？」「この機会に海外や英語に興味をもたせられないかな？」と考えている保護者の方もいるでしょう。
ハロウィンは英語に触れながら、海外の文化に親しむことができるとてもおすすめのイベントです。
今回は、「そもそもハロウィンってどんなイベントなの？」というイベントの背景と合わせて、お家でも取り組みやすい英語絵本やゲームを紹介します。
ハロウィンの意味を理解し、子どもたちと楽しんで過ごせると良いですね。
目次
1．ハロウィンとは？
日本でも馴染みのあるイベントごとのひとつとなってきているハロウィン。
仮装をして楽しんでいる人を見ることも多くなってきましたね。
そもそも、なぜ仮装をするのでしょうか？ただ「仮装を楽しむ日」なのでしょうか？
ここでは、そんなハロウィンの歴史的背景を説明をしていきます。
1-1．ハロウィンはどのようなイベントなの？
ハロウィンは元々ヨーロッパ発祥の、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すという宗教的なイベントでした。
悪霊たちがこの世にやってきて、子どもたちをさらったり、悪運をもたらしてくると信じられていたので、それから身を守るために始まったのが仮装なのです。
仮装をして、悪霊を怖がらせる、そして追い払う、というのが本来の意味でした。
1-2．ハロウィンはどのようなことをするの？
子どもたちがそれぞれに仮装をし、「trick-or-trear（トリックオアトリート）」と言って近くの家を訪ね歩きます。
大人は「Happy Halloween（ハッピーハロウィン）」の言葉と共にお菓子を渡します。
諸説ありますが、「お菓子をあげるから帰ってください」と悪霊を追い払う目的でお菓子を渡すようになったといわれています。
2．ハロウィンにおすすめの英語絵本5選
世界でも広く行われているハロウィン。そんなハロウィンにちなんだ絵本は、たくさんあります。
子ども向けから、大人向けまであらゆる種類の絵本がある中で、今回は小さな子ども向けの絵本を5冊紹介します。
2-1．ハロウィン絵本を選ぶポイント
日本にも広く知られるようになったハロウィンイベントですが、子どもたちにとってはまだまだ知らないことがたくさんあるイベントです。
オバケやミイラなど、子どもたちにとっては少し怖い存在のものも多く登場します。
そのため、絵本を選ぶ際には、そんな怖い存在もポップに描かれているようなものをおすすめします。
ハロウィンイベントが子どもたちにとって怖いものではなく、ワクワクできるようなものになると良いですね。
2-2．ハロウィンにまつわる英語絵本5選
絵本選びのポイントをもとに、お子さんへのおすすめの英語絵本を5冊セレクトしました！
絵本の難易度別に紹介しているので、年齢だけでなくお子さんのペースに合わせて選んでみてください。
★☆☆英語が初めてでも楽しめる
文章が短く、絵で楽しむことができる絵本です。英語に初めて触れるお子さんにもおすすめです。
★★☆英語に少し興味が出てきた時期に読むと効果的
少し長編の絵本です。歌や体を動かす遊びとともに楽しむことで、さらに英語への興味関心を膨らませることができます。
★★★英語をもっと知りたい！という時期にお勧め
少し長編の絵本で、新しい単語も沢山登場します。絵と一致させながら読めるようになっているので、英会話を習い始め、新しい英語をもっと学びたい！というお子さんにピッタリの絵本です。
1．Boo who？ （★☆☆）
あらすじ
誰かを驚かせるときなどに使われる「boo」
この言葉をハロウィンのキャラクター達がそれぞれに言っていきます。
さぁ、誰が言っているか、あなたは当てられるかな？
おすすめポイント
シンプルで小さい子どもたちでも分かりやすく、また仕掛け絵本になっているので、どのページも楽しみながら読み進めていくことができます。
絵がカラフルで、明るい気持ちで読むことができますよ。
読み聞かせのコツ
文章が短く、読みやすいので、子どもと一緒に「誰だろうね？」と考えながらじっくり読み進めてみましょう。
2．Where is Baby’s Pumpkin? （★☆☆）
あらすじ
赤ちゃんがハロウィンイベントで、特別なかぼちゃを探すお話。
どこにかぼちゃはあるのかな？あらゆるところを探して、行く先々でハロウィンのキャラクターに出会います。
最後は皆でどこに行くのかな？
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おすすめポイント
絵が鮮やかで、キラキラした部分も多く、子どもの目をひきます。
どのページからも赤ちゃんの楽しそうな姿が伝わってくるので、読者まで楽しい気持ちになりますよ。
読み聞かせのコツ
どのページにも質問があるので、子どもと一緒に「ここにあるかなー？」と考えながら読み進めていきましょう。
子どもからの返事が「Yes」「No」で返ってくるように促していくと、子ども自身も一緒に探しているような気持ちになれるでしょう。
3．Skelton Hiccups （★★☆）
あらすじ
がいこつのしゃっくりがとまらない、ヒックヒックヒック…
いくら止めようと頑張ってもとまらない。オバケも手伝ってくれるがとまらない。
でも、最後にあることをしたら…
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おすすめポイント
簡単でリズムにのって読みやすい絵本です。
一見、色使いなどが暗めで怖く感じるかもしれませんが、読み進めていくうちにがいこつが可愛く見えてくる不思議な絵本です。
しゃっくりの止め方なども絵を見ながら学べる一冊です。
読み聞かせのコツ
ユーモアたっぷりに「ヒック ヒック ヒック」と読んでみましょう。自然と子どもたちから笑顔がこぼれます。
4．What’s in the Witch’s Kitchen? （★★☆）
あらすじ
魔女のキッチンには何がある？というテーマのもとに、話が展開されていきます。
一方の絵は、もらってもあまり嬉しくなかったり、欲しくないものだったり…
もう一方の絵は、もらって嬉しいものであったり、美味しそうなものであったり…
どちらを選ぶかはあなた次第！さぁ、あなたはどちらを選ぶかな？
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おすすめポイント
左右、上下で開く場所によって出てくる絵が変わるという仕掛け絵本です。
どちらを選ぶかによって絵が大きく変わるので、聞いているだけではなく、子どもも積極的に参加できます。
読み聞かせのコツ
どちらを選ぶかが大切になってくるこの絵本。
「right」「left 」「up」「down」をしっかり頭で考えながら答えられるように、フリップ部分を開く前に指差ししながら毎回子どもに繰り返し質問しながら読み進めると自然に方向を学ぶことができます。
例えば、指を差しながら「right? or left?」「up or down?」と質問してみましょう。
5．10 Trick-or-Treaters （★★★）
あらすじ
10人の子どもたちが仮装して、「Trick or Treat」と言いながらハロウィンパレードを楽しんでいます。
しかし、オバケや魔女などに出会い、びっくりしたり、怖がったりして人数が減っていってしまいます。
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おすすめポイント
ハロウィンの文化に親しみながら、数も自然と学ぶことができます。
読み聞かせのコツ
指を指しながら、ひとりずつ減っていく子どもたちの数を毎ページ数えていくと、数の数え方の練習ができます。
また、どこにキャラクターが隠れているかなども一緒に考えながら読むとより楽しく読み進めることができますよ。
3．ハロウィンは英語絵本と一緒にカードゲームも楽しもう！
ハロウィンは家族でも楽しめるイベントのひとつです。
今回は、絵本と一緒にさらにハロウィンを楽しめるようなカードゲームを3点紹介します。
英語が初めてでも楽しめるゲームもたくさんあるので、家族皆で盛り上がりましょう！
1．Spooky SpookyHalloween Card game(日本語の説明書あり)
12種類のハロウィンのキャラクターを学ぶことができるカードです。
絵がポップで可愛らしく、怖さを感じずに幼児でも楽しむことができます。
定番のトランプの遊び方でも楽しめ、もう少しレベルが上がってくると比較級も遊びの中で学ぶことができておすすめです。
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2．AGO Halloween(日本語の説明書あり)
ハロウィンにちなんだ絵が怖すぎずに描かれているカードです。
年齢によってあらゆる遊び方ができるので、子どものが成長しても長く使うことができます。
3．Spooky Snap(日本語の説明書なし)
カード自体がしっかりとしていて、小さな子どもでも使いやすいです。
また、絵が可愛く色鮮やかなところもお勧めです。
同じ種類のカードが4枚あり、それを集めていくというゲームが盛り上がります。
4．家族でハロウィンを楽しもう！
ハロウィンは英語の楽しさをさらに広げてくれるイベントです。
是非、家族でハロウィンを楽しむ機会を作ってみて下さいね。
ハッピーハロウィン！
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