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【年少】親子で習い事をするメリットは?おすすめの習い事や体験談をご紹介

この記事を書いた人

よつば よつば

よつば

  • 幼稚園教諭
  • 小学校教諭
  • 保育士

幼稚園で2年、保育所で3年の勤務経験があります。

現在は小学2年生の息子と4歳(年少)の娘の子育てをしながら、記事執筆をしています。

毎晩寝る前に子ども達に絵本を読み聞かせるのが日課です。

「親子で習い事を始めてみたいけどどんな習い事が良いかわからない」「親子で習い事をするメリットはあるの?」などのお悩みはありませんか?

親子での習い事は、子どもだけでなく親にとってもたくさんのメリットがあります。

この記事では、年少(3歳〜4歳)のお子さんとその親御さんを対象に、親子で習い事をするメリットやおすすめの習い事をご紹介します。

実際に親子で習い事をした経験のある筆者の体験談も合わせて紹介しますので、親子での習い事をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。

 

目次

1.親子で一緒に習い事をするメリットとは?

親子でお絵描き

習い事は子どもにとって心身の成長に良い影響を与えると考えられています。具体的に、親子で習い事をするとどんなメリットが期待できるのでしょうか。

まずは、親子で一緒に習い事をする3つのメリットについて解説します。

 

1-1.親子の絆が深まる

親子で一緒に習い事を始めることで、子どもと一対一で向き合う時間が生まれ、絆を深めることができます。

習い事の間は、親子が二人きりになれる貴重な時間です。普段は仕事や家事で忙しく、子どもとゆっくり話す時間がない方でも、習い事を通して子どもとじっくり向き合えます。

また、習い事を通して、親子で共通の話題で盛り上がれるのもメリットのひとつ。練習の成果を報告し合ったり、課題について相談したり、一緒に目標に向かって頑張ることで会話がより活発になり、親子の距離が縮まります。

習い事を通して親子で一緒に過ごした時間は、かけがえのない思い出となります。練習の成果を発表する場や、イベントに参加するなど、親子で共有できる特別な体験は、子どもの心の中に深く刻まれるでしょう。

 

1-2.人見知り・場所見知りがある子も参加しやすい

人見知りや場所見知りをする子どもにとって、親と離れて一人で習い事をすることは、大きな不安と緊張を伴うものです。そんな時、親子で一緒に習い事を始めることで、子どもは安心して新しい環境に順応し習い事を楽しめます。

親の存在が側にあれば、新しい環境や人との関わりに対する不安を軽減し、安心して習い事に参加することができます。

子どもが最初は不安を感じていたとしても、親と一緒に参加することで徐々に習い事への抵抗感を減らし、楽しめるようになるでしょう。

親子で一緒に習い事をすることは、子どもが自立するための第一歩となります。親のサポートを受けながら徐々に自信を積み重ね、将来的には一人で習い事に行けるように自立を促せます。

 

1-3.子どもの成長を間近で感じられる

親子で一緒に習い事をすることは、子どもの成長を間近で感じられるかけがえのない時間です。

習い事を通して、子どもは様々な課題に直面し、努力を重ねて成長していきます。練習を重ねることで、今までできなかったことができるようになる瞬間もあるでしょう。

一緒に習い事をすることで、親はそんな子どもの真剣な表情や諦めずに努力する姿を間近で見ることができ、成長を一緒に喜び合えます。

また、習い事を通して、子どもは親に普段とは違う一面を見せることがあります。例えば、スポーツで才能を発揮したり、音楽で情熱を見せたり、新しいことにチャレンジする意欲を見せたりと、子どもの新たな可能性を発見できるチャンスとなります。

 

2.親子で一緒に習い事をする際のポイント

お絵描きする子ども

親子での習い事は、親にも子どもにも良い影響を与える一方で、一緒に習い事をする際に気をつけたいポイントもあります。ここでは、親子で一緒に習い事をする際のポイントを解説します。

 

2-1.習い事は子どもの興味関心に合わせて選ぶ

親子で習い事をする際には、子どもの興味関心に合った内容を選びましょう。

親も一緒に習い事をするとなると、つい自分の興味や経験に合わせて選んでしまいがちです。しかし、その習い事が子どもの興味関心と合っていない場合、子どもはやる気を失い、続けるのが難しくなります。

習い事を選ぶ際は、子どもの普段の様子をよく見て、子どもの興味のあるジャンルの習い事を選びましょう。事前に習い事の教室や活動に参加し、雰囲気や内容を体験してみることも重要です。

子どもが実際に参加してみて楽しめるかどうかを確認しましょう。

 

2-2.通いやすい場所の習い事を選ぶ

親子で習い事を始める際に、子どもの興味関心に加えて、通いやすさも重要なポイントになります。

家から遠い場所や、交通の便が悪い場所にある習い事は、通い続けることが難しいかもしれません。その結果、親子でやる気の低下にもつながる場合があります。

移動に時間がかかると、子どもが疲れやすく、親は仕事や家事とのバランスが取りにくくなります。

習い事が生活の負担になってしまえば、子どもも親も楽しめなくなり、長続きしない恐れがあります。習い事を楽しむためにも、余裕を持って通える場所を選ぶことが大切です。

 

2-3.親が関わりすぎない

親子で一緒に習い事を始めることは、貴重なコミュニケーションの機会となる一方で、親の関わり方が子どもの成長を左右する重要なポイントとなります。

もちろん、親子での触れ合いやコミュニケーションは大切です。しかし、過度な関わりは、子どもの自立を妨げ、習い事の効果を損なう可能性もあります。

例えば、子どもが難しい問題や技に挑戦しているときは、親は手伝ったり口出ししたりせず、見守るようにしましょう。

親がすぐに手伝ってしまうと、子どもの成長の機会を失ってしまう可能性があります。子ども自身が困難を乗り越えることで、自信を身につけ、成長できます。親がすぐに手を差し伸べるのではなく、子どもの努力を信じて見守り、必要なサポートは最小限に留めましょう。

 

2-4.他の子と比べない

親子での習い事は、何組かの親子による合同レッスンで行われる場合も多くあります。自分の子どもと他のお子さんを比べて落ち込んだり、他の子と比べるような発言をしたりするのは避けましょう。

合同レッスンではどうしても他のお子さんが目に入ってしまい、レベルの違いを感じることがあるかもしれません。しかし、子どもはそれぞれ個性があり、成長速度も異なります。他の子と比べて優劣をつけることは、子どもの自信を損ない、学ぶ意欲を低下させるリスクがあります。

大切なのは、周囲と比較することなく、子どもの成長に目を向けることです。

  • 以前できなかったことができた
  • 最後まで諦めずに取り組めた
  • 新しいことに挑戦した

どんな小さな成長でも見逃さずに褒めてあげましょう。

 

3.年少(3~4歳)におすすめ!親子でできる習い事

肩車

年少(3~4歳)になると、できることも増え、様々な習い事にチャレンジできます。ここでは、親子で一緒に楽しめるおすすめの習い事を紹介します。

 

3-1.スイミング

スイミングは、子どもにとって運動能力や体力向上など、様々なメリットが期待できる定番の習い事です。たとえば親子で一緒に学べる「親子スイミング」コースを設けている教室も多くあります。

親子スイミングでは、親子で一緒にプールに入り、ゲームや遊びを取り入れながら楽しく水に慣れることができます。水が怖いお子さんでも、親と一緒に参加すれば安心してプールに入ることができ、水への恐怖心を克服するきっかけにもなります。

筆者自身も、長男が3歳の時に親子スイミングを体験しました。抱っこしてプールに入るので、親子で密着しながらスキンシップを取ることができたのがとても良かったです。また、子どもと一緒に体を動かせば、親自身の運動不足解消やリフレッシュにもなりますよ!

 

3-2.リトミック

リトミックとは、歌やピアノ演奏、手遊び、ダンスなどを通して、音楽と運動を楽しみます。子どもの五感を刺激し、潜在能力を引き出す音楽教育法です。

音楽を通して親子のスキンシップを取り、一緒に楽しい時間を過ごすことで親子の絆を深められます。

活動の内容は、歌をうたう、ピアノに合わせて体を動かす、楽器に触れるなど多岐にわたります。年少の子どもでも楽しみながら無理なく参加できるでしょう。

筆者自身も、長女が3歳の時に親子でリトミックに通っていました。最初は緊張して私の膝から離れなかった娘も、徐々に積極的に活動に参加するようになりました。

親の存在があることで、娘も安心して活動に参加できていたようです。

 

3-3.音楽教室

ピアノを教えている音楽教室のなかには、親子で参加できる親子レッスンを実施している教室もあります。

幼児期の親子での音楽教室は子どものピアノの導入にも最適です。

親子の音楽教室では、ピアノだけの練習ではなく、歌を歌ったり、音楽を聴いたりと楽しみながら音楽やピアノに触れられます。

親子で一緒に音楽を楽しめば、親子のコミュニケーションが深まるきっかけになるでしょう。また、一緒にピアノを弾いたり、発表会に向けて練習するなど共通の目標ができることで、親子の絆が深まります。

 

3-4.英語教室

英語教室には、子どもと親が一緒に参加できる親子レッスンを設けているところが多くあります。

親子の英語教室では、歌や手遊び、絵本の読み聞かせなど、子どもが楽しみながら英語を学ぶためのさまざまな活動が行われます。これにより、子どもは楽しい雰囲気の中で英語に親しめるでしょう。

親も子どもと一緒に参加することで、楽しみながら親子での触れ合いやコミュニケーションが生まれます。

また、親もレッスンを受けるため、家庭でも親子で習ったフレーズを使ったり、一緒に歌を歌ったりと、より英語を身近に感じられるでしょう。

 

3-5.体操教室

親子で通える体操教室は、親子の絆を深めながら、子どもの運動能力や基礎体力の発達を促せます。

レッスンでは、鉄棒、マット運動、トランポリンなど、家庭ではなかなか触れられないような器具を使用して運動する機会が得られるのが嬉しいポイント。これにより、子どもたちは身体のバランス感覚や筋力を養うだけでなく、様々なことに挑戦する気持ちを養えます。

親子で一緒に運動することで、親子関係が深まり、子どもたちは親との絆を感じながら安心してチャレンジできるでしょう。

親も一緒に体を動かせば、リフレッシュやストレス解消の効果も期待できます。仕事や家事に追われる日々の中で、親子での体操の時間はリフレッシュするための貴重な時間となるはずです。

 

3-6.ダンス

音楽や踊ることが好きなお子さんや親御さんには、親子で通えるダンス教室がおすすめです。

キッズダンスでは、親子で受講できるクラスを設けているスクールも多くあります。

親子ダンス教室では、親も子どもと一緒にレッスンを受けるので、親もダンスを楽しめます。子どもと一緒に切磋琢磨し、発表会などの共通の目標に向けて努力することで、親子の絆がより深まるでしょう。

また、ダンスのジャンルも幅広く、ヒップホップ、バレエ、ベリーダンス、フラダンスなど様々なスタイルから、親子が好みに合わせたダンスを選ぶことができるのも人気の理由です。

 

3-7.アート

親子向けのアート教室は、親子でコミュニケーションを取りながらアートに親しめます。

親子で一緒に作品作りに取り組めば、自然とコミュニケーションを深められます。お互いに意見を言い合い、協力しながら作品を完成させる過程で、深い信頼関係が築けるでしょう。作品を通して子どもの内面を理解し、新たな一面を発見するきっかけにもなります。

親子向けのアート教室では、絵画、造形、陶芸、版画など、様々なジャンルのプログラムが用意されている教室も多く、家庭では体験できない貴重な時間が過ごせます。

 

4.親子で楽しく習い事を始めよう

ファミリー

親子で一緒に習い事をすれば、子どもの成長を間近で感じることができます。

とくに普段、家事や仕事に忙しい親御さんにとって、子どもと一対一で関わり、コミュニケーションが取れるいい機会となるでしょう。

習い事をする際には、親子で楽しめる内容を選ぶことが大切です。子どもが興味を持ち、やりがいを感じる習い事は、長続きする可能性も高くなります。習い事が日常生活の負担にならないよう、無理なく通えるスケジュールや場所も考慮しましょう。

ぜひ、この記事を参考にして、親子での素敵な時間を過ごせる習い事を探してみてくださいね。

 

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