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【3~5歳】スイミングはいつから?発達段階からベストな開始時期を解説!

この記事を書いた人

satoyuuri satoyuuri

satoyuuri

  • 看護師

元保育園看護師

現在専業主婦、小学生と未就学児の子の育児真っ最中の2児の母です!

子どもの習い事ランキング上位のスイミング。

「いつから習わせるのが良いのかわからない」「人気だけど水泳を習うメリットや注意点は何?」そんな疑問を持ったことはありませんか?

今回は3歳〜5歳のお子さまを対象に、発達段階に基づいたおすすめの開始時期と水泳を習うメリット・注意点をお話ししていきます。

筆者自身が子どもをスイミングスクールに通わせた体験談もご紹介します。

スイミングスクールに通わせるべきなのか、いつから始めるべきなのか、お子さまに合った選択肢を見つけてください!

 

目次

1.スイミングを始めるのにベストな年齢は?

~発達段階と合わせて考えよう~

スイミングは生後6ヵ月からベビースイミングとして始めることができますが、お子さんの状況によってベストな開始時期は異なります。

身体の発達だけでなく、心の発達にも考慮したベストな開始時期を確認してみましょう。

 

1-1.「身体の発達」から考えるおすすめの開始時期は4歳まで

身体の発達の観点から言うと、スイミングは4歳までに始めるのがより効果的です。

人類学者リチャード・スキャモンによると、ヒトの運動神経は4歳頃に全体の約8割、6歳で約9割、12歳でほぼ10割の発達が完了すると言われています。

運動神経の8割が発達する4歳までの時期に、子どもに様々な経験をさせて神経に刺激を与えることが、神経の発達を促すことに繋がります。

4歳までに始めるのが難しければ、小学校入学前までに始めるのもおすすめです。

多くの小学校では1年生からプールの授業があるので、それまでに水に慣れておくと安心して授業に臨めますよね。

 

1-2.「心の発達」に合った開始時期はお子さんの状況しだい

心の発達はお子さんによって差が大きいため、お子さんそれぞれの状況をよく観察し、ベストな開始時期を見極めましょう。

水への恐怖に関して言えば、恐怖心が比較的小さい3歳頃までに開始するのがおすすめですが、一概に早く始めるのが良いとは言えません。恐怖心の大小や対象は子どもによって様々なためです。

水への恐怖心が強い場合は、まずはお風呂でお湯に顔をつける練習をするなど、水に慣れる練習をしてからスイミングスクールに通わせるかどうか検討しても良いでしょう。

また、子どもにやる気があるかどうかも、スイミングを開始するには大切です。

やる気やモチベーションは高い集中力を発揮するため成果が出やすくなり、スイミングを長く続ける原動力にもなるためです。

お子さんに「やりたい!」という意思があるかどうかを確認するには、体験教室に行ってみるのもおすすめですよ。

 

1-3.「心の発達」に合った開始時期はお子さんの状況しだい

「スイミングを始めるのは早ければ早い方が良いの?」

「うちは小学生になってから始めさせたいのだけど、それでは遅いの?」

子どもにスイミングを始めさせるとき、こんなお悩みを抱くこともあると思います。

結論から言うと、スイミングを始めるのは早いほど良いという訳ではなく、小学生からでも遅くはありません。

前述したように、お子さんにはそれぞれに合ったスタートする時期があります。

早く始めることで水には慣れるかもしれませんが、あまりに早いと指示を理解することが難しく、目標に向かって頑張ることも難しいですよね。

一方、小学生頃からスイミングを開始した場合、最初は年下の子どもたちと一緒にレッスンを受ける必要があるかもしれませんが、徐々に上達していく過程で面白みを感じ、楽しく長く通える可能性もあります。

子どもにとって水泳を始めるベストな時期は一概に言えないので、心身の発達段階も参考にお子さんをよく観察し、開始時期を探ってみてくださいね。

 

2.スイミングを習うメリットとは?

 

スイミングを習うことで、どんなメリットがあるのでしょうか。

メリットを理解することで、子どもにスイミングを習わせるかどうか、判断しやすくなります。

まずは水泳をすることによる、身体や心に関わる具体的なメリットを紹介していきます!

 

2-1.子どもの身体へのメリット

①免疫力が高まる

水泳は有酸素運動です。有酸素運動は、よりたくさんの酸素を体に送ることができます。

酸素を体のすみずみまで届けることにより免疫細胞が活性化し免疫力が向上します。

 

②呼吸機能の強化

全身運動である水泳は、たくさんの酸素を必要とします。

そのため、空気をたくさん吸い込むことができる腹式呼吸を行います。

腹式呼吸は、胸の周りの呼吸筋も強化されるため、呼吸器が鍛えられます。ぜんそくの症状改善のために水泳が有効だとされているのもこのためです。

 

③筋力・体力UP

水泳は全身を使うスポーツです。

左右両側の筋肉を交互にバランスよく使用するので、筋力を均整に向上させることが期待できます。

また、水圧に耐えながら全身運動を行うことで体力UPに繋がります。

 

2-2.子どもの心へのメリット

①達成感を得られる

浮くことができた、顔をつけることができたというスモールステップから、「◯メートル距離を泳げるようになる」などの大きな目標まで、子どもが達成感を味わうことができます。

また階級制などを取り入れている教室もあるため、努力して級が上がることで得られる達成感もあります。

②水への恐怖心の軽減

小さい頃は水を怖がる子も少なくありません。 水は平気でも、深いプールは苦手という子もいます。

初めは怖かった水も、同年代の子がいるスイミングスクールでは、少しずつ慣れていき、怖さがなくなっていきます。

③向上心を育む

スイミングには泳ぎ方、距離、タイム、など目標になるものが多くあります。

また、スイミングスクールには友達もたくさんいるので、一緒に目標に向かって努力することができます

時には応援し合える仲間、時にはライバルとなり、 「泳げるようになりたい」「負けたくない」という向上心を強くさせます。

 

3.スイミングを始めるときの注意点や料金目安

 

スイミングを始める前には、子どもの意思確認や長く続けるための環境を用意することも大切です。

そのほか知っておきたい感染症対策や、レッスン料の目安をお伝えします。

 

3-1.体験教室に参加してから始める

いきなり子どもをスイミングスクールに通わせても、結局すぐにやめてしまうなどのリスクがあります。

そうしたリスクを避けるため、まずは体験教室に参加してスクールの雰囲気を確認してみましょう。

体験教室に行ってみて子どもがどう感じたか、スイミングスクールはどのような場所なのかなどがイメージできていれば、嫌になってすぐに「やめたい!」となる可能性を減らすことができます。

子どもが本当にスイミングを習いたいかどうかを見極める機会にもなるので、ぜひ体験教室を活用しましょう。

 

3-2.長く続けられる環境を整える

せっかく通い始めるのなら、長く通って水に慣れたり技術を磨いたりしてほしいというのが親心ですよね。 子どもがスイミングを長く続けるには、そのための環境を整えましょう。

例えば仲の良いお友だちと一緒に通うことで、親から離れてもリラックスして楽しくレッスンを受けることができます。

子どものモチベーションを維持するため、階級制のスクールを選ぶのもおすすめです。

段級制とはテストに受かると級が上がっていく制度です。 級が上がること、友だちと競い合うことでがんばろうという気持ちが生まれ、「 続けたい」というやる気につながりますよ。

 

3-3.感染症の予防法を知っておく

スイミングでは、プールの水を介して感染する病気に注意が必要です。

主な病気と症状は、次の通りです。

プール熱(咽頭結膜熱) 発熱、頭痛、咽頭痛、結膜炎
はやり目(流行性角結膜炎) 目やに、目の充血・痛み、まぶたの腫れ、涙
みずいぼ(伝染性軟属腫) 皮膚の柔らかいところを中心にいぼができる

いずれの病気も感染を避けるには、プールから出た後シャワーやうがい、洗顔をし、タオルの貸し借りをしないことが大切です。

小さなお子さんはまだ自分で気をつけるのが難しいので、保護者の方からよく声をかけ予防を促しましょう。

 

3-4.スイミングスクールの料金目安

スイミングスクールの料金は各スクールによって差がありますが、週1回のレッスンで6,000~10,000円のところが多いようです。

月々のレッスン料以外にも入会金や年会費がかかるとこともあるので、事前に確認しましょう。

スクールによっては週2回のレッスンや、短期集中型のレッスンを行っているところもあるので、ぜひお子さんや予算に合ったスクールを探してみてくださいね。

 

4.子どもを実際にスイミングスクールに通わせた体験談

実際にお子さんがスイミングを習い始めると決めたとき、「親は何か準備することはある?」「どんなことが大変だった?」「子どもはどんな風に変わるの?」といったさまざまな疑問が生じますよね。

ここからは筆者が子どもをスイミングスクールに通わせた体験談をご紹介するので、ぜひ参考にしてください!

 

4-1.パパ・ママがやるべきこと

・水着、帽子、バックの購入
・送迎
・着替えの手伝い(一人で着替えができない子の場合)

スイミングスクールは、親がつきっきりにならなくても通える習い事です。

コーチがしっかり見ていてくれるので、親は基本的にはプールにはついて行かなくても大丈夫です。

見学スペースから見学することもができるので、見学しながら待つこともできます。

スクールバスが出ている場合もあるので、子どもの年齢やパパ・ママの忙しさなど、家庭に合わせて通い方を変えることができます。

 

4-2.スイミングスクールに通って大変だったこと

実際に子どもがスイミングスクールに通って大変だったことは、実はあまりありません。

あえて挙げるなら、周りにお友達がいる状態なので遊びたくて遊びたくてスムーズに着替えしてくれなかったことです。

通っているスイミングスクールはイベントや大会などもないため、親の参加が求められる場面も少ないので、親の負担が比較的少ない習い事だと感じています。

 

4-3.スイミングを始めてからの子どもの成長と変化

 

5歳からスイミングを習い始めて、4年間経ちましたが、水に対する恐怖心が全くなくなりました。

水泳を始める以前は、お風呂は平気ですがプールに遊びに行くのは怖さがあり苦手なようでしたが、スイミングスクールに通い始めてからはプールが大好きになりました。

また、風邪を引かなくなったのも大きな変化です。

以前は年に何回も風邪を引いていましたが、 スクールに通い始めてからは年に1回も引かないほどになりました。
スイミングのおかげで強い体になったのかと、効果に驚きました。

 

5.子どもに合わせてスイミングを始めるのに最適な時期を見極めよう!

スイミングを習うことは子どもの身体や心にとって良い効果がたくさんあります。

またパパ・ママの負担も比較的少ない習い事なので、家庭の状況に合わせて無理なく通うことができます。

いつから習い始めるか、お子さまの発達段階気持ちの面を考慮しながら検討し、ベストな時期を見つけることができると良いですね。

スイミングを習い始めることを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

 

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