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【2歳】スプーンやフォークはいつから使えた?使えない理由と対策3選

この記事を書いた人

佐藤 佐藤

佐藤

  • 社会福祉士
  • 幼稚園教諭
  • 保育士

保育・福祉関係の大学卒業後認定こども園に勤務。

多様な教育を学ぶため、シュタイナー園で働いた経験もあります。

現在は妊活をしながらフリーライターをしています。

好きなことはギターと絵を描くこと。自分の経験を生かした発信に挑戦中です。

子どもが2歳を過ぎると、食事の際のスプーンやフォークの使い方が気になりますよね。

「なかなかスプーンやフォークの持ち方が定着しない」「カトラリーを使わずに手づかみで食べてしまう」「手づかみ食べで食事の後の片づけが大変」、そんなお悩みはありませんか?

今回は2歳頃の子どもがスプーンやフォークを使わずに食べる理由と対策をお伝えします。

2歳児クラスの担任経験がある保育士の筆者が、食事様式や指先の発達も交えて紹介するので、スプーン食べの練習の参考にしてくださいね。

目次

1.0歳から2歳の食事様式の発達

エプロン

0歳から2歳は食事様式が大きく変化する時期です。ここから年齢ごとに大まかな発達段階を紹介します。

 

1-1.0歳頃

0歳は1年を通しての変化が特に大きい年齢です。生まれてすぐのころは、母乳やミルクといった液体の摂取のみですが、5ヶ月から6か月頃には離乳食が始まります。

離乳食の開始時期は個人差があるものの、個々の発達に沿って段階的に移行していきます。離乳食の形状は滑らかにすりつぶした状態から、徐々に舌や歯茎でつぶせる固さに変わっていきます。

7か月以降にはスプーンに興味を示し、自分で持ちたがる子どももいるでしょう。興味を持った場合は、使わないスプーンを子どもの手に握らせてあげるといいですよ。

 

1-2.1歳頃

1歳頃になると歯茎で噛める固さでも食べられるようになり、離乳食が完了する時期だと言われています。

ただし食事の全てが大人と同じではありません。子どもが咀嚼しやすいように、食材は口の大きさに合わせて細かく切られています。

また食事の際にスプーンを持つ子どももいますが、すくって食べるのはまだ難しい時期です。

 

1-3.2歳頃

2歳頃になると乳歯全体を使って食事をします。食材の固さは奥歯で噛める程度で、今までよりも固いものが食べられます。

食器の使用に関しては、少しずつスプーンで食材をすくえるようになるでしょう。またフォークで食材を刺し、口に運ぶ子どももいますよ。

 

2.0歳から2歳の手指の発達

食育

スプーンやフォークを使う際には、手づかみ食べのときよりも細かな手指の動きが必要です。スプーン食べに移行していくうえで、子どもの手指の動きはどう発達していくのかを紹介します。

 

2-1.0歳頃

生後4か月以降からは、手指を使って探索活動をするようになります。

探索活動とは、子どもが身の回りのものに対して興味を示し、理解を深めようとする活動のことです。気になったものを口に入れたり、5本の指で握ったり引っ張ったりしますよ。

手指を動かすうちに、少しずつ指先を使って小さなものもつまめるようになるでしょう。

 

2-2.1歳頃

指先を使って積み木を積めるようになります。

目と手の協応性も向上し、箱の中におもちゃを入れるポットン落としに熱中する子どもが多い時期です。

色々なものに興味を持つため、大人にとってはいたずらに感じられる行為をすることもありますよ。

 

2-3.2歳頃

クレヨンを持って線を引いたり、ぐるぐると曲線を引いたりするようになります。

自分で動きをコントロールするのは難しいため、時には紙からはみ出してしまうこともあります。大きめの紙を用意してお絵描きをすると、後片付けが簡単でおすすめですよ。

食事の際には正しく持てないものの、スプーンやフォークを持って食べようとする姿が出てきます。

 

3.【2歳】子どもがスプーンやフォークを使わない理由と対策3選

食器

子どもがスプーンやフォークを使わずに、手づかみ食べをする理由は大きく3つあります。

  1. スプーンやフォークの持ち方がわからない
  2. 手づかみ食べの方がうまく食べられる
  3. 食器が子どもに合っていない

保育士としての実体験に基づいて、理由に対する対策も合わせて紹介します。

 

3-1.スプーンやフォークの持ち方がわからない

・理由:持ち方がわからないまま食欲が先行することで、カトラリーを使わずに手で食べることがあります。

特におなかが空いているときや好きなものが目の前にあるときに多く見られますよ。

・対策:遊びを通してスプーンやフォークの使い方を伝えましょう。

食事で使うものと同じ大きさのカトラリーとお皿、小さなポンポンや切ったスポンジを用意します。

お皿からお皿にポンポンなどを移して遊んだり、ごっこ遊びの一環としてぬいぐるみに食べさせたりしましょう。

ただし遊び用に作った素材は小さく、子どもが誤飲しやすい大きさです。遊びのときには保護者が傍で見守り、安全に遊べるようにしましょう。

素材を色々と準備するのが大変な人は、洗濯ばさみを使った遊びがおすすめです。指先の力をうまく使って洗濯ばさみを開閉して挟むだけなので、事前準備が少なくてすみますよ。

食欲が先行して手づかみ食べをしてしまう場合に関しては、一度子どもの気持ちを落ち着けるといいでしょう。

「〇〇で遊ぶの楽しかったね」「今日のご飯は何かな?」と会話をしたり、歌を歌ったりしてから食べ始めると、気持ちを落ち着けて食事に向かえますよ。

 

3-2.手づかみ食べの方がうまく食べられる

・理由:スプーンやフォークで食材をうまくつかめなくてイライラしてしまい、結果として自分が食べやすい手づかみ食べを選択する場合があります。

多少カトラリーを使える子どもでも、食材によってはうまく扱えず手づかみ食べをすることもありますよ。特に形が丸いものや、表面がつるつるしている食材に多いです。

・対策:子どもが食べやすくなるように、食材の形や大きさを工夫しましょう。

スプーンやフォークに乗せやすい大きさに切ったり、成形したりするといいですよ。それでもつかみにくい食材は大人が手を添えて一緒にすくい、やり方を伝えましょう。

 

3-3.食器が子どもに合っていない

・理由:スプーンやフォークのサイズが子どもにとって大きすぎることが原因で、カトラリーをうまく使えずに手で食べるケースがあります。

また使っているお皿が滑りやすくて動いてしまう、振りが浅くて食べ物をのせづらいといったことも考えられますよ。

・対策:子どものサイズに合った、使いやすい食器を用意しましょう。カトラリーは握りやすい大きさ、形のものを用意します。

また子どもの口の大きさに配慮して選ぶと食べやすくなります。口の大きさは個人差があるため、自分の子どもはどのくらいの大きさかよく見てから選ぶといいでしょう。

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エジソンママ

持ち手に丸みがある上に軽いため、使いやすいですよ。スプーンの先の形も独特で、お皿の中の食べ物が集めやすくなっています。

お皿はふちが深くて垂直であると食材を乗せやすく、こぼしにくいです。お皿が滑ってしまう場合は、下に滑り止め用の布を敷くといいですよ。

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ある程度深さがあり、ふちが垂直なのがポイントです。また子どもから見て机が高すぎると、食事がしづらいです。食事の際に子どもの姿勢を確認し、高さがあっているか確認しておきましょう。

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4.スプーンを正しく持てるようになる段階

カトラリー

一口にスプーンやフォークを持てるといっても、持ち方には段階ごとに3種類あります。

  1. 手のひら握り(上握り)
  2. 指握り
  3. 鉛筆持ち

少しずつ段階を追って、正しく持てるようになります。どの持ち方でもスプーンが持てるようになったら、正しく持って食べることを目標にするといいですよ。

ここから段階別のスプーンの持ち方と練習の仕方を紹介します。

 

4-1.手のひら握り(上握り)

手のひら全体を使って、握るようにスプーンを持ちます。食材をすくうことはできるもののやりにくいため、まだ食べづらさを感じるころです。

最初にスプーンを持つ段階であり、スプーンを持てない子どもはまず手のひら握りから始めるといいですよ。子どもの掌の上にスプーンを当て、その上から大人が包み込むように手を握って持ち方を伝えましょう。

 

4-2.指握り

指握りは親指と人差し指、中指でスプーンを握って持つ持ち方です。
どの指を使うのか、大人が手を添えて伝えながら教えるといいでしょう。

指握りは手のひら握りと鉛筆持ちの中間にあたります。
手のひら握りよりも細かな動きが可能なため、食材がつかみやすいですよ。
ただし手首を使わずに食事をするため、鉛筆持ちよりも動きが固く、腕ごと動かしながらスプーンを使います。

 

4-3.鉛筆持ち

スプーンを持つ手

鉛筆と同じように持つ持ち方で、スプーンの正しい持ち方です。使う指は親指、人差し指、中指で手首を返す動きを行いながら食事をします。持ち方が安定してきたら、空いた手でお皿を押さえるように伝えると食べこぼしが少なくなりますよ。

特に指握りや鉛筆持ちの段階での練習としては、お絵描きや紐通しがおすすめです。指先を使う経験を重ねることで、少しずつ動かせるようになる可能性がありますよ。

子どもが興味を持っているおもちゃを使いながら取り組むと、飽きずに集中して続けられるので参考にしてくださいね。

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5.子どもの様子に合わせて色んなやり方を試してみよう

食事

子どもは段階を追って、スプーンやフォークが持てるようになります。子どもが食器を使いやすい環境を整え、粘り強く続けることが必要です。

子どもの様子を見つつ、遊びを通して楽しく持ち方を伝えながら成長を見守りましょう。

 

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