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【入学準備】小学校入学前に身に付けたい3つの力と今日から出来る子育ての心がけとは?

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yurinako yurinako

yurinako

小2と年長の娘のママ。

小学校教員として15年間勤め、小学1年生から6年生までの担任を経験し、

のべ1500人以上の子どもたちを指導してきました。

小学校教諭、幼稚園教諭、司書教諭、子育て支援員の資格を持っています。

親子で一緒に、本やダンス・料理を楽しんでいます!

幼稚園・保育園での生活にも慣れ、そろそろ小学校入学について考えている方も多いのではないでしょうか。

「入学までにどんな準備をしておけばいいんだろう?」「今のうちにやっておけることを知りたい」という方も多いかと思います。

そこで、幼稚園・保育園と小学校の違いや小学校で求められる力についてお伝えし、ご家庭でできることを紹介していきます。

「これならできそう!」「ここを伸ばしてあげたい」という部分が見つかりましたら、ぜひ今日から取り組んでみてください!

 

目次

 

1.保育園・幼稚園と小学校の大きな2つの違い

小学校と幼稚園・保育園には様々な違いがあります。

違いがあるからこそ、必要となる力が異なるのですね。ここでは特徴的な点を2つ取り上げ詳しく紹介していきます。

 

1-1.小学校では定められている目標に基づいて評価がなされる

幼稚園・保育園では工作や運動などが主な活動になります。

幼稚園・保育園では、「今日も昨日の続きを作りたい!」という子どもがいても、「今日もこれを作りたいんだね」臨機応変にと対応してもらえることが多いでしょう。

 

それに対して小学校は、設定された活動をその時間内に進めることを基本としています。

学年によりどんな内容を学ぶかが国で決められており、それをもとに時間配分がされ、授業が計画されています。

これはその時期の子どもの発達と目指す成長の姿から定められているものです。

 

そして通知表を想像していただくとわかりやすいかもしれませんが、定められている目標をどれくらい達成できていたかで評価がなされていきます。

「子どもそれぞれの取り組みの結果がどうだったか」という観点で評価されるのは小学校の特徴と言えるでしょう。

 

1-2.小学校では時間が明確に区切られている

幼稚園・保育園では、午前中に大きな活動を1つか2つ設定します。

公園へお散歩、園庭遊び、歌の時間、工作の時間などが挙げられます。

 

登園する時間に個人差があり、全体で活動できる時間は2時間から2時間半くらいです。

また、活動の前後での準備・着替え・片付けなども保育の大切な内容ですので、そういった時間もしっかり確保しています。

そして、子どもの様子を見て、活動時間を調整できるよう、ある程度ゆとりをもたせた計画が立てられています。

 

一方小学校は、午前中に45分授業が4コマ分あります。

学習の効果を一番に優先し、小学生の集中が続きやすい時間をもとに決められた時間です。

合間に休憩時間があり、校庭で遊んだり、トイレに行ったりすることができます。

 

45分の間に決められた課題が終わらなくても、次の時間には次の科目に進んでしまいます。

時間で行動を切り替えたり、決められた時間内に仕上げるたりすることを求められるのは、小学校の特徴といえます。

 

 

2.小学校で求められる力とは

 

2-1.小学校入学前に育みたいのは知識・技能の土台となる力

小学校の入学前の大体12月から2月ごろには、新1年生保護者会が行われます。

資料には、「小学校に入るまでに身につけておいた方がいいこと」が書かれていることがほとんどです。

例えば、元気にあいさつができること、自分の名前を書けること、和式と洋式のトイレに一人で入れることなどです。

学校生活を送るために必要な生活面でのスキルが中心となっています。

 

実はその資料には書かれていなくても、そういったスキルと同じくらい大切な力があります。

それは子どもが自分で学ぶための土台となる力です。

なぜ学ぶための土台となる力が必要なのでしょうか?それは子どもたちがこれから生きていく環境が関係しています。

 

2-2.子どもたちが生きるこれからの時代

小学校は、計算・漢字・運動など、知識や技能などを高めるところという印象を持っている保護者の方は多いのではないでしょうか?

それは、ご自身が子どもの時、そのような教育を受けてきた経験があるからだと思います。

これまでの知識インプット型の学びが、生きていくうえで役に立つこともあれば、あまり役に立っていないと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、今の子どもたちが社会に出ていくとき、どんな時代になっているか考えたことがありますか?

アメリカの大学の調査によると、AIの進歩によって、今ある仕事の半数近くはいずれなくなり、今はまだない新しい仕事が増えていくと言われています。

そんな時代を生きるこどもたちには、予想もできない課題にぶつかったときに、自分で考えて問題を解決していく力自分で学んでいく力が不可欠になっていきます。

 

 

2-3.自分で学ぶ力が「後伸び」につながる

世の中には、小さい時から何でも器用にこなせる子もいれば、中高生で活躍の幅を広げる子、大人になってから花開く子など、様々な成長の道をたどる子どもがいます。

 

幼小期の経験を通じて、自分から意欲的に学ぶ、挑戦する、とことん考えるといった姿勢が身につき、その結果ある時を境にぐっと成長する力を「後伸び力」と呼びます。

自分で進みたい方向を見つけ、それに向かって努力して「後伸び」するためには、物事への意欲や熱中する力など、知識や技能の土台となる力が重要です。

 

そんな、知識や技能の土台となる力として、幼児期に育みたい3つの力を紹介します。

 

 

3.幼児期に育みたい3つの力

 

3-1.好きなことに集中・没頭する力

1つ目は好きなことに集中・没頭する力です。

自分の好きなことに集中したり、没頭したりする力が重要な理由は3点あります。

 

1点目は、自分の好きなことに取り組むことは、無理なく楽しみながら力を高められるだけでなく集中力の向上にもつながるということです。

 

2点目は、1つのことを突き詰めるうちに興味関心の幅が広っていく、ということです。

例えば、プラレールが好きでたくさん遊んでいるうちに、本物の電車にも興味を持ち、車種や路線図に詳しくなっていくなどが挙げられます。

 

3点目は、好きだから努力をする、という内発的な動機が働く、ということです。

好きなことや得意なことがその子の個性となるだけでなく、それを認められることでさらに自信につながっていきます。

 

3-2.試行錯誤する力・レジリエンス

子どもにとって、思ったようにいかないことやうまくできないことは、遊びや日常生活の中でたくさんあります。

そんな時でも、すぐに諦めたり大人に頼ったりするのではなく、自分で試行錯誤してもう1回チャレンジすることで、逆境に立ち向かうことができる力が育まれていきます。

例えば、縄跳びがなかなかできないときにすぐに諦めるのではなく、「よし、できるまでやってみよう!」という気持ちで、ジャンプを高くしたり回し方を工夫したりして再チャレンジする場面が挙げられます。

 

レジリエンスとは、逆境から立ち直る「回復力」のことです。心理学をもとにした言葉ですが、今は教育や保育現場でも使われています。

小さな失敗や困難を恐れ、大人が取り除く必要はありません。

大切なのは、失敗や困難を感じても、自分の力で乗り越える経験です。

そもそも失敗や困難をさせないようにしていたり、失敗や困難があっても大人が全てフォローしてしまうと大人がフォローできない場面に出くしたときに、失敗を恐れてチャレンジしなくなってしまうかもしれません。

 

3-3.協調性・コミュニケーション能力

3つ目は、協調性・コミュニケーション能力です。

自分の思いを伝えたり、相手の思いを受け取ったりするコミュニケーションは、どんな生活でも必要です。

コミュニケーション能力とは、語彙力や言葉遣いだけでなく、相手の思いや意図を理解したり積極的に関りをもとうとしたり、ときには折衷案などで折り合いをつける力も含まれます。

 

例えば友だちと何をして遊ぶか決める際に「絶対おにごっこじゃないといやだ!」と主張ばかりしていてはなかなか決まりませんよね。

「私はおにごっこがやりたいんだけど、あなたはなんでかくれんぼをやりたいの?」「かくれんぼをやってからおにごっこをやるのはどうかな?」と自分の思いも伝え、相手の思いも尊重するようなコミュニケーションができると良いですよね。

 

協調性・コミュニケーション能力は、人と関わる機会の中で育っていきます。

人と関わって嬉しい、楽しいと感じる経験をたくさんしていると、自分から積極的にかかわれるようになりさらに友達の輪が広がり、楽しい経験をすることができます。

 

 

4.今日からできる!家庭での3つのアプローチ

 

自分で学ぶ力や知識・技能の土台となる力として、「自分の好きなことに集中したり、没頭したりする力」「試行錯誤する力、立ち直る力(レジリエンス)」「協調性・コミュニケーション能力」の3つをご紹介しました。

ここからは、そんな3つの力をつけていくために、ご家庭で実践できるポイントをご紹介していきます。

 

4-1.思い切り熱中する時間を尊重しよう

自分の好きなことに集中したり、没頭したりする力を伸ばすためには、小さいころから何かに思い切り熱中する経験が大切です。

大人が無理にやらせるのではなく、子どもが没頭する時間や空間を尊重してあげることのほうが重要です。

 

幼少期の「遊び」も大切な「没頭する」経験です。

ついつい「お買い物行くから早く片付けなさい」「またこんなにおもちゃ広げて…」と言ってしまいがちですが、実は遊びに集中している子どもの頭の中はフル回転しています。

「あれを組み合わせたらできるんじゃないかな」「次はこんなふうにやってみようかな」と子どもなりに試行錯誤をしながら楽しんでいるのです。

 

とは言っても、どうしても切り上げなければいけないこともありますよね。

そんなときは、「そろそろご飯の時間なんだけど、どこまでできたら終わりにしようか?」「長い針が9になったらお出かけしようね」と、あらかじめ時間の見通しをもたせてあげましょう。

 

 

4-2.失敗してしまったときは共感し認めてあげよう

試行錯誤する力・立ち直る力(レジリエンス)を育むためには、成功体験と同じくらい失敗を通じて立ち直る体験も大切です。

飲み物をこぼしてしまった子なら、叱るのではなく、一緒に拭いて片付けたり、次にこぼさないようにするにはどうすればよいかを一緒に考えるイメージです。

 

大人は、じっくりと見守り、子どもの力を信じて待ちましょう。そして、子どもが困ったときや甘えたいときには、適切に声をかけ、サポートをしてあげましょう。

声掛けのポイントは、共感することと認めることです。

 

「ジュースこぼしちゃったんだね、びっくりしたね」と、まずは子どもの気持ち共感します。

そして、「こぼれたらどうしようか」と次の行動を促します。失敗から立ち直れたときには「自分でお片付けできたね。」と認めてあげましょう。

 

しかし、急いでいるとき、時間や心に余裕がない時には、「本当はいっしょにお片付けしたいんだけど、今は急いでいるから、ママがテーブル拭くね!○○ちゃんはお着替えしよう!」と切り上げてしまっても大丈夫です。

無理のない範囲で、声かけを行っていきましょう。

声かけを繰り返すうちに、子ども自身で対処法を考えられるようになっていきます。

 

4-3.コミュニュケーションを楽しめる機会をつくろう

協調性・コミュニケーション能力を伸ばしていくためには、友だちと楽しく過ごす経験が重要です。
まずは、「気持ちが伝わった!」「いっしょにいると楽しい」という体験をたくさんさせましょう。

初めはたどたどしい言葉でも大丈夫です。

幼児期には、コミュニケーションをとること自体を楽しむことが大切です。

 

また、友達と過ごすことを楽しみ、安心して過ごせるようになったお子さんは、次第にみんなで楽しめるように考える余裕が生まれます。
「○○くんも入れてあげたいな」「○○ちゃん、なんか楽しくなさそうだな、どうしたんだろう」と相手のことを考えるようになり、新たなコミュニケーションが生まれます。

 

一方で「うちの子一人遊びが好きで、園でも友だちと遊びたがらないんです」という方もいらっしゃるかもしれませんが、それは園に十分な安心感をもてているという証です。

「みんなの中に入らなきゃ」とプレッシャーを感じることなく、安心して自由に過ごせており、そういった距離感で友達という存在を理解しているということです。

 

では、親はどんなことができるでしょうか。まずは、子どもの話をじっくり聞くことです。

「今日ね、幼稚園で○○ちゃんとボール遊びしてね・・・」というように子どもが友達の話をしてくれたら、「○○ちゃんと遊ぶの楽しかったんだね」と声をかけてあげましょう。

 

子ども同士が遊ぶ時間を無理に作る必要はありません。

コミュニケーションをとる相手は友だちだけではなく、家族や近所の人でも大丈夫です。

自分の気持ちが伝わること、相手の気持ちを感じることが大切です。

 

 

5.子ども一人一人に合わせて取り組もう

 

ここまで小学校入学前に育みたい力やご家庭でできることをご紹介してきました。

どんな子どももそれぞれのペースで成長しており、ゆっくりな部分もあれば、急速に伸びる部分もあります。

いくつかアプローチの方法もご紹介しましたが、お子さんの性格や発達度合いに合わせて焦らずチャレンジしてみてください。

特別なことはしなくても、遊びや日常生活には学びや成長のチャンスが溢れています。

お子さんが自分で考え、学ぶ瞬間を見守っていきましょう!

 

 

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