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電車好きの子どもにおすすめの知育5選!賢い子に育てる実践例も紹介

この記事を書いた人

佐藤 佐藤

佐藤

  • 社会福祉士
  • 幼稚園教諭
  • 保育士

保育・福祉関係の大学卒業後認定こども園に勤務。

多様な教育を学ぶため、シュタイナー園で働いた経験もあります。

現在は妊活をしながらフリーライターをしています。

好きなことはギターと絵を描くこと。自分の経験を生かした発信に挑戦中です。

「子どもの好きな電車を知育に活用して賢い子に育てたい」「知育に興味があるけれどやり方がわからない」などのお悩みはありませんか?

この記事では、発達について触れながら、電車好きのお子さんにおすすめの知育5選を紹介します。子どもの好きなことを学びに繋げられたら素敵ですよね。

鉄道の町にある保育園で働いていた保育士の筆者が、実際に行っていた知育を体験談を含めてお伝えします。お家でも気軽にできる知育を集めたので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

目次

 

1.知育って何?始めるときのポイントとは

知育とは「知的認識能力・思考能力を高めることを目的とする教育」です。日々の遊びでも、子どもの能力を高めることを目的として行えば立派な知育になります。

電車好きの子どもは普段の遊びを知育に繋げやすいのでおすすめです。好きな電車を使って取り組めば無理なく行えますよ。

知育を始めるときのポイントは、子どもの発達状況をよく見て行うことが大切です。ここでは知育を行うときのポイントや、3~5歳のことばとこころの発達についてご紹介します。

 

1-1.知育を行うときのポイント

知育を行うときのポイントは2つあります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

(1)子どもの発達に合っているか

知育を行う際、子どもの発達に合っているかは重要になります。目の前の子どもの発達に合った知育を行うことで、子どもの発達を効果的に促せますよ。

対象年齢はあくまで目安であり、子どもの様子を見ながら今の子どもの姿に合った活動をするとよいでしょう。実際に知育に取り組んでみて、様子を見ながら少しずつレベルを変えていくのがおすすめです。

続けているうちにその子に合った知育が見つけられますよ。

 

(2)子どもの興味や関心に合っているか

興味や関心に合った知育を行うことで、子どもは集中して取り組みますよ。一口に「電車が好き」と言っても、興味の方向性は人それぞれ違います。

電車を見るのが好きな子ども、電車のおもちゃで遊ぶのが好きな子ども、電車の種類に興味がある子どもと好きなものは様々です。

「子どもは電車の何が好きなのか」「どこに興味を持っているのか」など、子どもの興味や関心の方向性を知ることが大切になります。日々の遊びの様子を見ながら、子どもの興味や関心を押さえておきましょう。

 

1-2.3~5歳の子どものことばとこころの発達

効果的に知育を行うには、子どもの発達を知ることが必要です。3~5歳の子どものことばのこころの発達状況を押さえておきましょう。

 

(1)ことばの発達

3歳以上になると言葉への関心が高まり、体験を通して新しい言葉や知識を取り入れていきます。周りの会話もよく聞いていて、時には大人がびっくりするような言葉を使うこともありますね。

また好奇心が高まり、「なんで?」「どうして?」と様々なことに興味を持って質問することが増えます。子どもの興味や関心を大切にして一緒に調べることで、より一層知識が深まるでしょう。

 

(2)こころの発達

語彙や表現方法が増え、少しずつ自分の思いを相手に伝えられるようになります。言葉でのケンカが増えてくるのも、ことばとこころが発達した証です。

人との関わりを通して相手の思いに気づき、自分の感情をコントロールするようにもなります。3~5歳の興味・関心が高まる時期に知育を行うことで、賢い子どもに育てられます。

子どもの発達を知る重要性がわかったところで、電車好きの子どもにおすすめの知育を発達を踏まえて紹介してきますね。

 

2.電車好きの子どもにおすすめの知育5選

電車好きの子どもにおすすめの知育5選を紹介します。

電車好きの子どもにおすすめの知育5選

  1. プラレールをはじめとした電車のおもちゃを使って数に親しむ
  2. 電車の絵本や電車に書かれた文字を通して「ひらがな」に触れる
  3. おもちゃで電車のコースを作り、平面感覚や立体感覚を育む
  4. 路線図や地図に触れ、地理の基礎を築く
  5. 実際に駅へ行き、地域について知る

5つとも実際に保育園で取り組んでいた活動です。

おおよその対象年齢やメリット、実際にやってみた体験談も合わせてお伝えしていくので、知育の参考にしてくださいね。

 

2-1.プラレールをはじめとした電車のおもちゃを使って数に親しむ

電車の形をしたおもちゃは電車好きの子どもに人気ですよね。いつもの遊びを一工夫するだけで知育に繋げられます。

電車のおもちゃを並べて、一緒に指さしをしながら数を数えてみましょう。最初は1~10くらいまでの少ない数でゆっくりと行います。慣れてきたら少しずつ数える数を増やしていくといいですよ。

・おおよその対象年齢

数を数える遊びは3歳程度からです。4歳後半や5歳頃からは足し算や引き算の練習に応用できます。

・どんなメリットがあるか

遊びを通して自然と数に親しめます。年齢に合わせて計算の練習もできるので、長期的に取り組めますよ。

・実際にやってみた体験談

電車のおもちゃを並べて「いーち、にーい」と保育者や友だちと一緒に何度も数を数えていました。次第に数えることが楽しくなったようで、他のおもちゃも数えていましたよ。年齢が上がると数えられる数が増え、自信に繋がっていました。

計算の練習をするときは子どもに合わせて声掛けを工夫しています。

「〇両列車にしたいんだけど、あと何両いるかな?」「この列車に〇両足すと、何両列車になる?」と声を掛け、実際におもちゃを動かしながら数えていました。

最初は一緒にやっていましたが、慣れてくると「ちょっと待って!自分で考える」と自力で答えを出そうとする子もいましたよ。

 

2-2.電車の絵本や電車に書かれた文字を通して「ひらがな」に触れる

電車の絵本や車体に書かれた文字は、好奇心旺盛な子どもにとって気になることの1つです。

一緒に指さしをしながら声に出して読んでみましょう。「こ、ま、ち」のように1文字ずつはっきりと読むと、子どもに伝わりやすいですよ。

絵本の場合は子どもと読むときに、ことばを意識して読むといいでしょう。ひらがなに慣れてきたら「こまちの『こ』と一緒だね」と同じ文字探しをしても盛り上がります。

・おおよその対象年齢

3歳からが目安です。

・どんなメリットがあるか

繰り返し文字に親しむことでひらがなに興味を持つようになります。最初は形として見ていたひらがなですが、繰り返し触れることで読みと形を結び付けられるようになりますよ。

・実際にやってみた体験談

最初は絵本の読み聞かせを聞いているだけでしたが、少しずつ文字に興味を持ったようで「これはなんて読むの?」と質問が出てきました。

同じ絵本を見るうちにひらがなを覚え、「これはか、が、や、き、だね!」と自分でも読めるようになりましたよ。ひらがなに慣れると「つばさの『つ』と一緒!」と同じ文字探し楽しむ子もいました。

電車そのものが好きな子は車体に書いてある文字が気になって、「これは何?」「こっちは何て読むの?」と見るたびに聞いてきました。

その都度答えていると次第に覚え、「〇〇って書いてあるんだよね」と確認するようになりましたよ。

 

2-3.おもちゃで電車のコースを作り、平面感覚や立体感覚を育む

おもちゃのレールを使ってコースを作ることも知育につながります。最初は子どもと一緒にコース作りを行い、つなげ方や組み方の基本を伝えましょう。慣れてきたら手は出さずにそっと見守ります。

レールの組み方をまちがえているとつい言いたくなりますが、まちがえることも学びの1つと考えてぐっと我慢しましょう。試行錯誤を繰り返すうちにコースが組めるようになり、平面のコースから立体的なコースまで子どもが自分で考えて作れるようになります。

・おおよその対象年齢

手先が器用になる3歳からがおすすめです。ただしたくさんのレールを使うのは4歳以上がいいでしょう。レールがたくさんあっても使いこなせず、部屋の中が散らかってしまうことがあります。子どもの様子を見ながら数を調整してあげるといいですよ。

・どんなメリットがあるか

電車のコース作りを通して平面感覚や立体感覚が育まれます。平らにレールを繋げることで平面感覚を育てます。

坂を作って高さを出したり、レールを交差させたりするコース作りには立体感覚が必要です。繰り返しコース作りに取り組むことで、物を立体的に捉えられるようになりますよ。

・実際にやってみた体験談

3歳は平らにコースを繋げるのを楽しむ子どもが多いです。特に人気なのがコースを輪状にすることなのですが、「どのレールを使うのか」「どうくっつけるのか」が難しく、試行錯誤しながら作っています。

最初は難しいですが出来上がったコースを見たり、自分で繰り返し作ることで徐々に感覚を掴んで作れるようになりますよ。

4歳以上の子どもは坂を作ったり、坂の上でコースを交差させたりと立体的なコース作りに挑戦しています。作りたいコースの見本をいろいろな角度から見て、作りながら調整していますよ。経験を重ねることで見たものを立体的に捉え、頭の中でレールの組み方がわかるようになります。

同じコースを繰り返し作るだけでなく、作り方を応用して少し変えたコースも作るので、子どもの柔軟な発想に驚かされます。

 

2-4.路線図や地図に触れ、地理の基礎を築く

駅にある路線図や地図も、知育に繋がる要素の1つです。「今はここだね」「ここに●●があるね」と説明しながら一緒に見てみましょう。

気に入ったものがあれば大きく印刷することをおすすめします。子どもが見やすいですし、いつでも何度でも使えるので愛着がわきますよ。

・おおよその対象年齢

ある程度の知識が身につき、好きな物の周りにも興味を示した5歳からがおすすめです。

・どんなメリットがあるか

路線図を通して地名を覚えられるようになります。順番に駅名が書いてるので、「〇〇駅の隣は△△駅」と位置関係も学べますよ。

また地図に触れることで地図の見方が学べます。地図を使って場所を把握することは方向感覚の育成にも繋がります。

・実際にやってみた体験談

お散歩で駅に行ったときに路線図を見て、知っている駅名で盛り上がりました。

「お出かけで行った△△駅」のように、駅名と子どもたちの思い出をがセットだったので覚えやすかったようです。回数を重ねると「〇〇駅の隣は何駅でしょうか?」とクイズ遊びをする子もいましたよ。

駅構内にある大きな地図も興味を持ってよく見ていたので、園に帰ってから拡大した地図を用意したところ大盛り上がりでした。知っている場所にマークを付けたり、好きなお店を書き込んだりとオリジナルの地図にしましたよ。

実際に地図を持ってお散歩に行き、位置関係を確認したこともありました。地図通りに目的地に着くと、ちゃんと辿り着いたことに大喜びでしたよ。地図の見方を知ったことは自信にも繋がったようで、他のクラスの先生にも嬉しそうに教えていました。

 

2-5.実際に駅へ行き、地域について知る

「本物の電車を見たい!」と子どもが言い、実際に駅に行く方もいますよね。駅に行ったら電車だけでなく、駅の中や駅周辺も見てみましょう。駅によっては地元の名産品が飾られている場所もあります。

一緒に見て回りながら、子どもが関心を持ったことは深掘りすると知識が広がりますよ。その場でわからなかったことは、帰ってから一緒に調べてもいいですね。

「なんで?」「どうして?」と、疑問に思ったら調べる習慣づけにも繋がります。

・おおよその対象年齢

色々なことに興味や関心を持つ3歳頃からが目安です。興味を持ったものについて調べるのは4歳後半から5歳頃がいいでしょう。

・どんなメリットがあるか

好きな電車がある地域について知ることで、電車以外の知識を増やせます。好きなものがあるところなので「ばやぶさがいた〇〇駅にあった△△」と紐づけて覚えられますし、子どもも興味を持ちやすいですよ。

知識の広がりから新たに興味を持つ分野が増えることもあるので、実際に駅に足を運んでみることをおすすめします。

・実際にやってみた体験談

お散歩先の駅で飾られているものを見て、地元の名産品に親しんでいます。子どもたちが疑問に思ったことで答えられることはその場で答え、わからないことは調べてから伝えています。

4歳後半になると子どもたちと一緒に本で調べることもありますよ。自分で調べたことは記憶に残りやすく、後日友だちに教えている姿も見られます。

 

3.子どもの好きなことを知育に繋げましょう!

電車好きの子どもは普段の遊びが知育に繋げやすいのでおすすめです。子どもに合った知育を行うことで発達を促し、賢い子に育てられますよ。

今回紹介した電車好きの子どもにおすすめの知育5選は、お家での遊びにも取り入れやすい内容です。日々の遊びの参考にし、やってみてくださいね。

 

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