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お家でも実践可能!バイリンガル子育て方法

「将来、子どもがバイリンガルになって海外で活躍できるようになって欲しい!」と考える一方で、「家庭でどのような学習をしたら良いのか」悩んでいる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回はバイリンガル子育てに挑戦しようと考える保護者の方に向けて、お家でできるバイリンガル子育て方法を紹介していきます!

また、今回の記事ではバイリンガル子育ての各ステップごとに、児童英語講師の免許を所持し、幼児への英語指導経験も多数あるRisa先生からのコメントも掲載しています。是非参考にしてみてください!

 

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Risa先生プロフィール

保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、児童英語講師の免許所持。

子どもが大好きで心の繋がりを重視した保育や教育を大切にしています。

世界の保育事情や幼児教育にも興味があり、実際にニュージーランドの保育施設で働いた経験もあります。

一児の母として、バイリンガル教育にも力を入れています。

 

目次

 

1.バイリンガル子育てとは?

「バイリンガル」とは、二つの言語を自由に使いこなす能力を意味します。

つまり「バイリンガル子育て」とは、子どもが二つの言語をどちらも自由に使いこなすことができるように育てる、子育て方法や手段を示します。

日本では「『日本語』と『英語』を自由に使いこなすこと」を「バイリンガル」と定義することが多いため、今回は「日本語」と「英語」どちらも自由に使いこなすことができるように育てるバイリンガル子育ての方法を紹介します!

バイリンガル子育てについてはこちらでさらに詳しく紹介しています。

 

 

2.お家でできる!バイリンガル子育て方法

今回は、英語力を獲得するにおいて最も大切とされている、リーディング力を鍛えるためのステップを4つに分けて詳しく紹介していきます!

 

ステップ① 英語の歌などの「かけ流し」でリズム感を鍛える

※ステップ①は4〜5歳までのお子さんが対象です。4〜5歳以上のお子さんはステップ②からスタートしましょう。

 

ここでは、「アルファベットの歌」「Twinkle, Twinkle,  littele star」などの英語の歌をかけ流してみましょう。「かけ流し」によって、英語の音感的リズムに慣れ親しめると文字学習への移行がスムーズになります。

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「かけ流し」のポイントは4つあります。

 

1.曲をかける時は子どもの気づかれないくらい小さい音量で流す

子どもに、「英語」の歌であると意識されないようにかけ流すのがポイントです。

 

2.同じ歌を繰り返しかけ流す

10〜20曲程度のプレイリストをリピート再生するのがおすすめです。

 

3.1日1〜2時間が目安

かけ流しをする時間は、プレイリストを2〜3周およそ1〜2時間が目安です。毎日欠かさずかけ流すことを心がけましょう。

 

4.かけ流し中は会話をしても大丈夫

幼い子どもは身の回りの情報を全て吸収するので、静かにしようと心がけなくても問題ありません。そのため、かけ流しの合間に会話をしたり、テレビをつけたりしても大丈夫です。

 

子どもが文字(日本語のひらがなカタカナ、アルファベットなど)に興味を持ち始めたらステップ②に移りましょう。

 

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Risa先生のコメント

未就園児に向けた指導を行なっていた際には、同じ歌を繰り返し使う、授業のテーマに沿った歌を選択するなどして音楽を多用していました。

いくつかの歌には手遊びもあり、子ども達に教えると喜んで一緒に覚えることができました!

英語に限らず、幼稚園や保育園では、自由遊びの時間での歌のかけ流しはよく行われていて、子どもたちが耳を傾けている様子をよく目にしました。

他の遊びをしながらでも、歌は耳に入っているようで、自然と口ずさむ様子も見られ、音楽の力の大きさを感じました!

 

 

ステップ② アルファベットを学習する

ステップ②では、アルファベットチャートを使ったり、ゲームをしながら、アルファベットの文字と音を一致させましょう。

 

アルファベットチャートの使い方


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保護者の方が、アルファベットチャートの文字を指差しながら、「A a ant」(「エイ, ア, アップル」)「B b bed」(「ビー, ブッ, ボール」)というように、「大文字、小文字、イラストの単語」の順番で呼んで聞かせましょう。保護者の方が楽しそうに呼んで聞かせるのがポイントです!

 

また、アルファベットチャートはお子さんの目に入る場所に貼りましょう。子どもは目に入るものを無意識に学習するので、是非試してみてください!

 

アルファベットカードの使い方

アルファベットの大文字と小文字のカードを作り、カードを使ってゲームを楽しみながら、アルファベットを定着させましょう。

 

・アルファベットを順に並べるゲーム

ランダムに配置したカードを「A」〜「Z」まで並べるゲームです。大文字と小文字どちらも挑戦できます。まずは、「A」〜「E」までなど少ない数で挑戦し、徐々に数を増やしていきましょう。

 

・大文字と小文字を一致させるゲーム

まず、大文字のカードを床に並べます。続いて、ランダムにある小文字のカードの中から大文字と同じアルファベットを選び、大文字のカードの上に並べていきます。

 

・カルタ取りゲーム

カードをランダムに床に並べます。保護者の方がアルファベットを読み上げ、お子さんがそのアルファベットと一致するカードを探します。大文字と小文字どちらのカードでも挑戦することが可能です!

 

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Risa先生のコメント

アルファベットの学習は基本的に、期限を決めて指導するのではなく、個々のペースに合わせて進めるのが良いでしょう。

アルファベットがすぐに言えるようになった子でも、いざ書くとなるとできない子もいます。そのため、アルファベットの学習では、ゲームなどを通していつのまにか全て書けるようになる状態を目指すことをおすすめします!

また、英語はインプット→アウトプットの繰り返しが何より大切だと考えています。そのため、アルファベットの学習も定着するまで繰り返し行うのが望ましいでしょう。

 

 

ステップ③ フォニックスを学習する

フォニックスとは、音の最小単位である音素の認識のことを指します。フォニックス学習を通して、アルファベットと英語の発音の規則性を学習することで、自力で英語を読む力を身につけることができます。

ステップ③では、フォニックス学習でも中核となる、ワードファミリーやサイトワーズを学習しながら「英語の読み方」を学習しましょう。

 

ワードファミリーを覚える

ワードファミリーとは、「cat」や「hat」「bat」など単語の終わりの音が同じ単語を指します。

ゲームや絵本の読み聞かせを繰り返しながら、ワードファミリーを定着させましょう。

 

まずは、ステップ②で作ったアルファベットカードを使いながら、ワードファミリーの練習をしてみましょう。例えば、「a」と「t」のカードを使い、まず保護者の方が発音の手本を見せます。何度か繰り返したら、クイズ形式でお子さんにも発音してもらうようにしましょう。

 

ワードファミリー絵本を読んでみるのも効果的です。Bob Booksのシリーズは、ワードファミリーで学習する単語が多く出てきておすすめです!

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サイトワーズを学習する

サイトワーズとは、「the」や「have」など、英語でよく使われる単語です。サイトワーズは学習効果が高く、頻出100単語を学習すると英文の約50%が読めるようになると言われています

 

サイトワーズの学習のポイントは、「正しく読める」ことです。そのため、単語の意味を覚えることよりも正しく読むことを優先して学習しましょう。また、サイトワーズは丸暗記が原則なので、親の励ましが大事になります。そのため、サイトワーズ絵本を読ませながら「自分で英語が読める喜び」を体験させると良いでしょう。Dr. Seussの絵本シリーズでは、ほとんどのサイトワーズを網羅していておすすめです!

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サイトワーズが一通り読めるようになったら、ステップ④に移りましょう。

 

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Risa先生のコメント

フォニックス学習においても、アルファベットの学習同様期限を決めて指導するのではなく、個々のペースに合わせて進めるのが良いでしょう。

また、フォニックス指導では、子ども自身が「いかにアルファベットの繋がりが読めるようになり、そしてその繋がりが英語の文章になっても理解できる」という喜びを感じられるかが大切です。

さらに、フォニックス指導では、子どもがある程度フォニックスを理解できていると教師が感じたところで多読を同時にしていくのが良いでしょう。

 

 

ステップ④ リーディング力を鍛える

ステップ④では、本を使いながらリーディング力を鍛えましょう。最終的に、早いスピードで流暢に英語の本が読める状態になるのが目標です。

リーディング力をつけるために、3つの段階を踏みます。

 

1.「アーリー・リーダーズ」絵本を使って簡単な本を読めるようになる

「アーリー・リーダーズ」は、8〜16ページ程度の薄い本で1ページに数単語から数行の英文とイラストが付いている絵本を指します。

まずは、「アーリー・リーダーズ」絵本のように、1ページに2〜3単語程度の簡単な絵本をお子さんに読んでもらいながら「英語が読める!」という成功体験を作ってみましょう。

ORTシリーズは、10段階のレベル分けがされており、特にレベル0やレベル1の絵本は1〜20単語で構成されており、初めて英語の本を読む子でも読みやすくなっています!

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「アーリー・リーダーズ」を100冊程度読破したら、「リーダーズ」に挑戦してみましょう。

 

2.「リーダーズ」本を使って初級レベルの本を読めるようになる

「リーダーズ」は16〜32ページ程度の本を指し、単語数は300〜3000語と幅があります。そのため、まずは300語程度の本から読むことをお勧めします。ORTシリーズのレベル5が300語程度の絵本になるので一つの目安にしてください。

また、「リーダーズ」本を選ぶ際には、子どもの好みにあった本やシリーズを見つけることがポイントです。

300語の本が読めるようになったら、400語の本を、400語の本が読めるようになったら500語の本をというように、子どもの負担にならない程度にレベルを上げながら読破していきましょう。

「リーダーズ」を100冊程度読破したら、「チャプターブック」に挑戦してみましょう。

 

3.「チャプターブック」が読めるようになる

「チャプターブック」はイラストがほとんどない文字だけの本になります。イラストが描かれていた「リーダーズ」とは違い、文字だけの本への移行となるので、なるべく子どもに読みやすい本を与えることがポイントになります。

「Magic Tree House」や「Roald Dahl」シリーズの本は英語圏の子どものほとんどが一度は読む本になっており、おすすめです!

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ここでも、子どもの負担にならない程度に徐々にレベルを上げながら読破していきましょう。最終的に、「Harry Potter」シリーズレベルの本が読めるようになるのが目標です。

 

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Risa先生のコメント

沢山の生徒さんを指導する中で、やはり、読む量が増すと、読むスピードも上がるように感じます。

3年程多読を続けた生徒さんは400冊程度の本を読んでいたので、英語の長文を読むことも苦になることなく取り組めていました!

 

 

参考文献

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3.バイリンガル教師と一緒に英語を学ぼう!

CONOBAS KIDSでは、バイリンガルの教師と楽しみながら英語を学習できます。

 

CONOBAS KIDSのポイント

・バイリンガルの教師  

CONOBAS KIDSでは、海外経験もしくは英語資格(英検、TOEFL、TOEICのハイスコア)を持つバイリンガルの大学生と一緒に英語を学びます。そのため、教師の英語力はもちろん日本語でのフォローも可能です。

また、子どもとも年齢が近く大きい「お兄さん」「お姉さん」のような感覚で、リラックスしながら授業を受けていただくことができます。

 

・英語力の土台を作れる

CONOBAS KIDSでは、絵本やアルファベットカードなど様々な教材を使いながら、楽しく英語力の土台を作ることができます。

 

・自宅でも教材が使える!

2ヶ月ごとに送らせていただく教材BOXは、お子様の学習進捗や興味に合わせて内容をカスタマイズでき、自宅での学習時間に使用していただくことが可能です。

CONOBAS KIDSへのお問い合わせはこちら

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